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クールであること以上に、問題を解決することを第一に「まごチャンネル」

SENSORS 6月7日(火)19時37分配信

スマホで撮った子どもの写真・動画をそのまま実家のテレビへ配信するサービス「まごチャンネル」は株式会社チカクのサービス。ユーザーの声に耳を傾け、その声を製品に転換する、ちょっと普通ではない尖ったスタートアップに至るには色々な経験があった。

かっこよさ以上に、自分が本当に解決したい課題に挑む

Appleの日本法人に新卒から12年間勤務していましたが、自分で何かを創りだすことをやってみたいと思っていました。法人をつくることは、あまり重要なことだとは考えていなかったのですが、補助金の申請などで会社化しておいた方が色々とやりやすかったこともあり株式会社チカクを立ち上げた次第です。

「まごチャンネル」の原案は数年前からあったのですが、Appleに在籍していたのだから、「イノベーティブ」で「クール」なことをしないと周りから見てカッコがつかないんじゃないか? といった気負いや思い込みが、当時は正直あったと思います(苦笑)

そんななか、周りからどう見られようが、自分が個人としてまず解決したい問題をやろうと吹っ切れたタイミングがありました。事業規模や収益を一旦度外視して、やりたいことを突き詰めてみようと、今に至ります。

そういう背景もあり、あまり先の計画を立てないようにしています。市場環境の変化が早いので、計画に縛られすぎて変化に対応できなくなれば本末転倒です。何が最善かは環境やチームによるので一概には言えませんが、今この状況ではそれがひとつの正しい道だと信じて頑張っています。

売ることに気を取られ、つくることをおざなりにする危険

スタートアップは当然人数が少ないので、焦って販路拡大へ進むと、結局リソースを販売へ割くことになり、つくることが疎かになってしまいます。販売力があれば、微妙な製品でも売れてしまうので結果としてコレで良い、ということになるのは結局製品を磨くことを疎かにしてしまうことになるので今の段階では優先度は低いです。

リソースがふんだんにある大手企業に比べてスタートアップが差別化できる部分があるとすれば、とにかくユーザーの声をどれだけ聞いているのかという部分でしょうし、これからいつまでチームがユーザーの声を聞きながら動き続けられるかということでしょう。

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最終更新:6月7日(火)19時37分

SENSORS