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前幼稚園長、バザー収益金着服 ローン返済で基金67万円 勝浦市、懲戒免に

千葉日報オンライン 6月7日(火)11時44分配信

 千葉県勝浦市は6日、教材購入費やバザーの収益金など計約67万円を着服したとして、前市立勝浦幼稚園の前園長女性(53)を懲戒免職処分にした。前園長は着服金を全額返金したという。

 市教育委員会によると前園長は、同園父母の会が実施するバザーや廃品回収の収益を積み立てた「教育教材備品購入基金」の通帳を「園長が管理するよう行政から指導があった」と偽って預かり2012年4月、買い物などのローン返済のために約42万円を引き出した。さらに同年から15年まで毎年の収益金計約25万円を口座に入金しなかった。いずれの現金も、カバン内や自宅で保管していた。

 13年には、保護者から徴収した新入園用品代2万~3万円を4回着服。給料で補填(ほてん)し、遅延して支払っていた。

 前園長は11~15年度まで園長を務め今春異動。新園長に通帳が引き継がれていないのを不審に思った父母の会役員が5月に市教委に相談し発覚した。

 監督責任を問い、藤平益貴教育長と軽込貫一教育課長は訓告処分。猿田寿男市長は「今後は服務規律の順守を徹底し、再発防止や市政に対する信頼回復に取り組む」とのコメントを発表した。

最終更新:6月7日(火)11時44分

千葉日報オンライン