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小城市選管「佐賀にわか」で選挙権を解説 笑い織り交ぜ関心惹起

佐賀新聞 6月7日(火)13時10分配信

8日、牛津高校で上映

 「選挙権の大切さ、笑いながら知って!」。18歳からの投票が可能となる夏の参院選を前に、小城市選挙管理委員会は、牛津町の劇団「うしづ仁○加倶楽部(にわかくらぶ)」(高木健一座長)の協力を得て18歳選挙権をテーマに「時事にわか」を作った。上演内容をDVD化し、8日、牛津高校で上映する。硬い選挙の話に「笑い」を織り交ぜ、投票への関心を引き起こす。

 小城市選管は選挙権年齢を引き下げる改正公選法が成立した昨年6月以来、どうすれば若者が選挙に関心を持ち、投票所へ足を運んでくれるか模索した。担当者は「高校生は選挙を難しく考えているかもしれない」と思い、選挙の仕組みを「にわか」で伝える企画を考案、昨年11月、うしづ仁○加倶楽部に打診した。倶楽部側は公選法の内容や市内の投票率データを参考に台本を作った。

 にわかでは、選挙権が生じながら、なかなか投票所に行こうとしない兄に、選挙に詳しい弟たちが「投票は国民の三大義務に次ぐ大切なもの」と説得する姿を描く。投票に行かないことで「若年層の意見が重視されなくなる」など指摘し、笑いを絡める。

 2013年の参院選で小城市の投票率は47・24%で県平均を約5ポイント下回り、14年衆院選は56%で約2ポイント低かった。市選管の担当者は「にわかで選挙への意識を深めてもらい、低いとされる若い世代の投票率を少しでも高めたい」と期待している。

最終更新:6月7日(火)13時10分

佐賀新聞