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SB山田、753日ぶりの1軍先発へ 「どれだけ粘れるか。それしかない」

Full-Count 6月7日(火)14時9分配信

ファームでは4勝無敗で防御率1.96の好成績、「特別なことはやっていない」

 7日、ソフトバンクはDeNAとのカード初戦に山田大樹を先発させる。山田にとっては、2014年5月16日のオリックス戦(京セラドーム)以来、753日ぶりの1軍先発マウンドとなる。

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 山田は今季、ファームで10試合に登板し、4勝0敗で防御率1.96という安定した成績を残しているが、注目すべきは与四球の数だ。46イニングで与えた四球はわずかに4つ。かつては四球から崩れる悪い癖があった山田だが、今は別人のような制球力を身につけた。

「ファームでも特別なことはしていません。1イニング、1イニング、先頭打者を取っていこうということをやってきただけ。いろいろなものが積み重なって、少しずつ自分の中で自信になっているし、四球のことも考えないようになりました」

 2年ぶりの1軍マウンドに、山田は「緊張してますが、楽しみな気持ちもある」と語る。

プロデビュー戦と同じ横浜戦も「その頃とはメンバー違う」

「ファームでやってきたことの8割でも出せれば十分。それ以上のことができればいいですけどね。ボクは粘って投げるタイプ。どれだけ粘れるか。それしかないです」

 2006年の育成ドラフトを経て育成選手として入団。2010年に支配下登録を勝ち取り、同年6月の横浜戦でプロ初登板を果たした。久々の1軍先発は、偶然にもデビュー戦と同じ横浜が相手となる。

「その頃とはメンバーも全然違いますから。とにかく筒香、ロペスの前にランナーを出さないことだけを考えて投げます」

 ファームで四球が大幅に減ったとはいえ、ロッテを3タテするなど絶好調の打線が相手。2年ぶりという緊張感に加えて、慎重になりすぎれば多少の四球も出すことになるだろう。そこからどれだけ粘り強く試合を作ることができるのか。ニュータイプに生まれ変わった山田の真価が問われる1戦となる。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:6月7日(火)20時0分

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