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関西地区問屋、銅スクラップ手選別強化 発生減から原点回帰

日刊産業新聞 6月7日(火)12時31分配信

 関西地区の銅スクラップ問屋の間で、手選別を強化する動きが活発化している。さまざまな銅スクラップが混在する込み銅や下銅から品位の高い上銅や並銅をより分け、込み黄銅から青銅合金鋳物(砲金)や異物となるプラスチックを除去するなど、入荷したスクラップの価値を少しでも高めようと各社、知恵を絞っている。背景には、銅価の長期低迷や市中発生の減少、国内ユーザーの買い気薄などがあり、周辺環境の悪化が皮肉にもスクラップ問屋本来の生業である「選別」を再度見直すきっかけとなり、原点回帰する動きにつながっている。

最終更新:6月7日(火)12時31分

日刊産業新聞