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【ブラジル】5月の貿易黒字、過去最高に

サンパウロ新聞 6月7日(火)4時27分配信

 開発商工省は1日、2016年5月(21営業日)のブラジルの貿易収支黒字は64億3700万ドルに上り、5月の黒字額としてこれまで最大だった08年の38億5000万ドルを大きく上回り、1989年の統計開始以来の最高額を記録したと発表した。5月の結果により、年初来累計の黒字額は、15年の年間収支黒字とほぼ同額の196億8100万ドルに達した。

 同月は輸出額が175億7100万ドル、輸入額が111億3400万ドルだった。1営業日当たりの平均額は輸出が8億3670万ドル、輸入が5億3020万ドル。15年5月の平均に対してはそれぞれ0.2%減、24.3%減と落ちこんだ。

 しかし、同省貿易局のダニエル・ゴヂニョ局長は、数量ベースでは16年5月の輸出は前年同月を9.4%上回ったと指摘。石油プラットフォームや航空機、鉄鋼製フレキシブルチューブ、乗用車、貨物用自動車、非冷凍オレンジ果汁、プラスチックポリマーを中心に完成品の輸出数量が増大したと強調している。

 輸入額は燃料・潤滑油が44.3%減、消費財が26.4%減、資本財が27.1%減、そして中間財が19.2%減と軒並み縮小した。これに関して同氏は「燃料・潤滑油の輸入額の縮小は主に価格下落によるものだ」としている。消費財は主に乗用車、補聴器、家庭用フライヤー、そしてテレビの輸入額減少が確認された。半耐久消費財及び非耐久消費財では医薬品やスポーツシューズ、絵画、ウイスキーなどの購入額が減った。

 ブラジルは貿易黒字を毎月積み上げているが、貿易のボリュームは昨年に比べて縮小している。16年1~5月の輸出入を合わせた貿易総額は1273億4600万ドルと、前年同時期に比べて243億5600万ドル少ない。

 開発商工省は16年の年間黒字を450億~500億ドルと見込んでいる。

サンパウロ新聞

最終更新:6月7日(火)4時27分

サンパウロ新聞

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