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ホークスドラ1高橋がヤフオクD初登板 プロ“初勝利”も「実感はない」

Full-Count 6/7(火) 16:27配信

3回無安打無失点、1四球、3奪三振、「自信になるが四球が余計」

 7日、ソフトバンクはヤフオクドームでの“親子試合”を実施。中日とのウエスタン・リーグ公式戦では、2番手としてドラ1ルーキーの高橋純平が公式戦2度目の登板を果たした。

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 工藤公康監督をはじめとする1軍首脳陣が見守る中、46球を投げて3イニングを無安打無失点。1与四球、3奪三振で、最速は谷哲也から空振り三振を奪った146キロだった。また、チームが逆転したことで“プロ初白星”を手にした。

 初めてのヤフオクドームのマウンドにもしっかりとアジャストし、変化球こそやや精度を欠いたものの、コンスタントに140キロを超えるストレートで中日の打者をつまらせた。

「前回(5月28日)から1イニング増やしていただいて、しっかり0で抑えたのは自信になりますが、四球が余計でした。イニングが増えると球が上ずるし、(3イニング目に受けてもらった)細川さんからは『変化球のあとのストレートが高くなる』と指摘されました」

 この日は、江川智晃や福田秀平ら、先日まで1軍にいた選手がバックを務めたことで「周りが先輩ばかりの中での気難しさや緊張があった」という高橋。初のヤフオクドーム登板については、首脳陣の気遣いに感謝の言葉を述べた。

倉野コーチからは「バテが見える」

「前回あまり結果を出していないにもかかわらず、2回目の登板でここ(ヤフオクドーム)でのチャンスをくださった水上監督やコーチには感謝しています。前回は雨の中での登板でしたが、ここでは投げることに集中できました。1軍で、この舞台で投げられたらと思います」

 2軍公式戦とはいえ、これがプロ初勝利。試合後には記念のボールも受け取った。

「初勝利といっても3イニングしか投げていないので……。(先発の)石川(柊太)さんがしっかり投げてくださって、野手の先輩方が打ってくださったおかげ。3イニング抑えられたことはよかったですが、初勝利の実感はありません」

 8日には、京セラドームで同級生の小笠原慎之介がプロ2度目の先発をするが「今の自分はまだまだ全然ダメ。もっとレベルアップしていかないと」と、ライバルたちよりもまずは自分としっかり向き合う。

「まだ先発していないので、先発にしていただけるようがんばります。今日も倉野コーチからも『バテが見える』と言われたので、体力をもっとつけていくことが課題だと思っています」

 高橋は、ヤフオクドームでの好投で、開幕前に掲げた目標“1軍1勝”にまた一歩近づいた。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:6/7(火) 17:02

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