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【MLB】イチローが名手であり続ける理由 現地メディアが唸る「一歩目の正しさ」

Full-Count 6月7日(火)19時45分配信

6日のメッツ戦でもスーパーキャッチ、ジョーダンのような美しい姿!?

 マーリンズのイチロー外野手が、メジャー16年目となった今季も守備でスーパープレーを続けている。

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 2日(日本時間3日)の本拠地パイレーツ戦では、2回2死満塁のピンチで右中間に飛んだライナーにスライディングキャッチを決めると、4回にはフェンスぎりぎりの大飛球をジャンプして掴みとった。本拠地の大喝采を浴びた2つの美技は、ESPNで「イチロー・スズキはヒットでは物足りずホームランまでも盗んでしまった」と紹介された。

 そして、わずか3日後の5日(同6日)の本拠地メッツ戦でも、華麗な守備を披露。5回に先頭打者コンフォルトの右翼へのライナーを背走し、鮮やかなジャンピングキャッチを決めた。パイレーツ戦の2つのスーパーキャッチに続く美技について、今度は地元テレビ局の解説者が「一歩目が常に正しい」と語り、打球に対する読み、反応、そして動き出しの良さを称賛。メジャーで10度のゴールドグラブ賞受賞を誇る42歳の名手に衰えは見られず、1-0での勝利に大きく貢献した。

 メッツ戦での美技は、バスケットボール界の“レジェンド”、マイケル・ジョーダンのように両手、両足を伸ばしきった美しい姿でのスーパーキャッチだった。イチローだからそれほど難易度の高いプレーに見えなかったが、他の外野手なら捕球できていたか分からない。

「彼は偉大な、本当に偉大な守備を見せている」

 地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況はこの時、一連の動きについて「イチロー、捕った! どうだ! イチローはパイレーツ戦で凄まじい守備を見せていました。ジャンプし、ギリギリのタイミングでグラブを上げました」と興奮気味に伝えている。

 MLB公式サイトも「イチローがアメージングなジャンピングキャッチを決める」と動画で紹介したほどのスーパーキャッチ。「FOXスポーツ・フロリダ」で解説者を務めるマーリンズOBの元外野手、プレストン・ウィルソン氏も「彼は打球に対する偉大な読みを見せています。一歩目が常に正しい。彼は偉大な、本当に偉大な守備を見せています」とうなるように語っていた。

 マリナーズ時代には2001年のメジャー1年目から10年連続でゴールドグラブ賞を獲得し、今季も守備でスーパープレーを続けるイチロー。打球の軌道を読み切る洞察力は、現地解説者をも唸らせている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6月7日(火)20時29分

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