ここから本文です

タブーに挑んだ綾野剛「やりきった」

Lmaga.jp 6/7(火) 21:45配信

映画『日本で一番悪い奴ら』の特別上映会が7日、「梅田ブルク7」(大阪市北区)で行われ、主演の綾野剛、白石和彌監督が登場。舞台挨拶を行った。

山田優らと舞台挨拶をおこなった綾野剛

「日本警察史上、最大の不祥事」と言われる北海道警察の稲葉事件をモチーフにした本作。自主規制やコンプライアンスが厳しい今、果たしてどこまで描けるかと言われていた。綾野はそれに関して、「これを映画にできるって素晴らしいなと思ったと同時に、そんなことを思った自分はどれだけ弱体していたんだろうか」とコメント。そして、「美しい映画が美しいと判断されるために、対極にこういう作品がないと。日本のエンタテインメント・シーンにおいて必要と思ったので、公開できるのが非常にうれしいです」と熱く語った。

綾野剛が演じたのは、やらせ逮捕、でっちあげ、拳銃購入、そして、覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を染めていく北海道警察の刑事・諸星要一。そんなダーティー過ぎる主人公ながら、白石監督が「最初に声を掛けたら、3日で返事をくれたんですよね。綾野剛はすごいなと思ったし、この作品で(綾野剛を)男にしないと、ちょっと映画監督として失格なんじゃないかと思ってやりました」と言うように、綾野は諸星の26年間を熱演。本作で『第15回ニューヨーク・アジア映画祭』の「ライジング・スター賞」を受賞した。

「とにかくやりきりました。自分がどこまで行けるのか。白石さんに見たことない景色まで連れて行ってもらいました」と語った綾野。そして監督も、「映画はドキドキするメディアであって欲しい。この映画が成功したら、また綾野くんと最高の映画を作って、大阪に戻ってきます」と宣言。警察、業界、そして、今の世間のタブーに真正面から挑んだ男たちの映画は、6月25日より公開される。

最終更新:6/7(火) 21:45

Lmaga.jp