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ホタル飛び交う里再び 砺波・石北地区、6年ぶり観賞会 

北日本新聞 6月7日(火)21時59分配信

■住民、環境整備へ本腰

 砺波市石北地区のホタル観賞会が6日夜、同市東石丸の横江川周辺で6年ぶりに開かれ、100匹以上のホタルが放つ淡い光に、参加した親子は歓声を上げた。たくさんのホタルが久しぶりに現れたのをきっかけに、地元住民は生息しやすい環境保護に取り組む。

 かつて「石北ホタルの里」と親しまれた石北地区では、ホタルが減ったため、2011年以降、観賞会を開催していなかった。今月4日に西田光雄環境保全推進委員会長が多くのホタルが飛び交うのを確認。住民に見てほしいと開催を決めた。

 石北公民館に集まった親子45人はホタルの生態についての映像を見た後、前雅音(まえまさと)児童クラブ育成会長に観賞のこつを教わり、横江川に移動した。

 ホタルの幼虫が餌とするカワニナはきれいな水にすむため、ホタルの生息には川の環境が大きく関わる。西田会長は水質改善がホタルが増加した要因の一つとみている。

 土手に生い茂った草も成育を促したが、農家にとっては害虫の発生源となる。西田会長は「人間の生活も大事だが、共存できる環境をつくれればいい」と話す。今後はポイ捨て注意の看板を増やして川の環境を守り、除草剤の使用を抑えるなど生息地の確保に努める。

北日本新聞社

最終更新:6月7日(火)21時59分

北日本新聞