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表札って出す? 出さない派は約5割。賃貸と持ち家で結果に差が

SUUMOジャーナル 6月7日(火)7時0分配信

表札はその家に住む人を表す「家の顔」。誰が住んでいるかを周囲に知ってもらうと同時に、郵便や宅配便などの誤配送を防いでくれます。でも、最近では誰もが表札を出しているわけではなさそう。今回は、全国300人の男女に自宅の表札に関していろいろ聞いてみました。

■表札は出さない派が約半数。これって多い? 少ない?

そもそもみんなは自宅に表札を出しているのでしょうか。結果は、「苗字のみ出している」が41.7%、「世帯主のフルネームを出している」が7.7%。そして、それを上回ったのが「出していない」で48.7%。表札を出さない人が約半数で、意外に多いことが分かりました。

【画像1】出さない派が48.7%と約半数。出している派も「苗字のみ」が圧倒的に多い(SUUMOジャーナル 編集部)

出している派、出さない派の理由としては、
【出している派】
・マンションで義務づけられているから(57歳・男性)
・アパートだから、郵便物や宅配など他の家と間違われたら面倒だから(46歳・女性)
・配達業者が分からないと困るので、とりあえず苗字だけ出している(38歳・女性)
・フルネームは出したくないが苗字は常識で出すべきだと思うから(44歳・女性)
・近くに同姓の方が3軒あるので、配達などの方が困られないように(86歳・男性)
【出さない派】
・アパート暮らしだと、表札を出している人が少ないので目立ってしまうし、自分の情報を他人に知られる感じがして嫌だから(23歳・女性)
・賃貸でいつまた引越すか分からないので、面倒で出していない(28歳・女性)
・マンションに住んでいるが誰も出していないから(39歳・女性)
・名前を出しているとセールスが来る気がするので、出していない(69歳・男性)
・マンションなので郵便ポストがあるので、玄関には表札を出してない(72歳・女性)
など。

出している派は、郵便物や宅配などの配達や訪問する人に配慮した意見、出すのが常識というコメントが多く見られました。一方、出さない派は一人暮らしだから、防犯、プライバシーを守りたい、マンションだから、訪問販売がいやだからという理由。どちらの意見も納得です。

■持ち家の場合は表札を出すケースが、賃貸よりも圧倒的に多い結果に

では、居住形態の差はあるのでしょうか。持ち家と賃貸とで集計したところ、持ち家の場合は、何らかの形(苗字のみ、世帯主のフルネーム、家族のフルネーム)で表札を出している人が、77.3%という結果に。一方、賃貸では表札を出しているのは25.3%で、その差は52.0ポイント。持ち家のほうが表札を出しているケースが圧倒的に多いようです。

【画像2】「何らかの形で表札を出している」人は、持ち家では77.3%にも上る(SUUMOジャーナル 編集部)

「表札があることによって、マイホームをゲットした実感がもてる(27歳・女性)」「表札があると、自分が主という意識が強まり、責任感が芽生えた(62歳・男性)」などのコメントにもあるように、持ち家の場合はローンなどを組んで購入する大きな買い物なので「自分の家」という意識は高くて当然かもしれません。
また、長く住むことが前提なので、自然とご近所付き合いも発生し、表札を付けることが挨拶代わりとなります。特に一戸建ての場合には、マンションのように102、304といった部屋番号がないので、表札がないと配送や回覧板を回す際に戸惑いそうですよね。実際、「表札を出していないときに、他人の宅配便の不在票が入っていたことがあった(59歳・女性)」ということも発生しているようです。

一方、賃貸では「賃貸でいつまた引越すか分からないので、面倒で出していない(28歳・女性)」という意見に代表されるように、「いつか引越すから」わざわざ表札は用意しない人が多数派のようです。

出す人、出さない人、それぞれ意見がありますが、「表札を見ると、家に帰って来たときにホッとする(26歳・女性)」「家を建ててから数年してから表札をつけたが、あったほうが落ち着く(37歳・女性)」など、表札を出すことには、配送やセールスなど物理的な理由以外にもメリットがあるようです。とはいえ、個人情報を出すことの不安もあるのも事実で、どちらが正解とも言えません。

ちなみに筆者の自宅は持ち家ですが、入居の際に表札を付けるのをすっかり忘れ、そのままになっています。集合住宅のため大きな不便はありませんが、やはり「名前」が家の前にあったほうが落ち着くだろうと思い始めています。帰宅をしたときに「帰ってきた!」と思えるのも魅力。近々、わが家も「出している派」になってみようと思います。あなたの自宅はどうですか? 

●調査概要
[表札に関する調査]より
・調査期間:2016年3月28日~2016年3月29日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:全国に居住する20代・30代・40代・50代以上の男女
・有効回答数:300名(男性130名、女性170名)

荒川文乃

最終更新:6月7日(火)7時0分

SUUMOジャーナル