ここから本文です

経営指導員スキルアップへ 石川県商工会連が研修

北國新聞社 6月7日(火)3時2分配信

 石川県商工会連合会は、小規模事業者の経営支援強化に向けて、経営指導員のスキルアップを図る。中小企業診断士4人が講師となって、県内商工会の若手経営指導員にOJT(職場内研修)を行い、従来の労務や税務管理だけでなく直接的な経営課題に対応する能力を高める。国も小規模企業振興基本法などで、小規模企業の振興を図っており、より身近で頼りがいのある商工会を目指す。

 県内20商工会には現在53人の経営指導員がいる。このうち若手を中心に12人を対象にOJTを行い、即戦力を早期に育てる。計画では、連合会から派遣された中業企業診断士とともに事業所を巡回し、その後、事業者に対する支援手法や提案内容について「ふりかえりミーティング」を行う。

 商工会の支援先は、個人事業主や従業員5~10人の小規模企業が9割を占めるが、緻密な事業計画を立てて経営する事業主はまだ少ない。国の小規模事業者持続化補助金では、申し込みに事業計画書の提出を求めるなど、政府も小規模企業のマネジメント能力強化に力を入れている。

 連合会では、OJTのほか、中小企業診断士の資格取得に向けた研修や、経営戦略策定講座などを開き、経営指導員のコンサルティング能力を高める。

北國新聞社

最終更新:6月7日(火)3時2分

北國新聞社