ここから本文です

白い空間彩る生命力 7日から総合花展金沢展

北國新聞社 6月7日(火)3時7分配信

 第21回総合花展金沢展(石川県いけ花文化協会、北國新聞社主催)は7日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーで開幕する。6日に行われた生け込みでは、出品者が制作参加者と共に白一色の広々とした空間を創意と技で彩り、会場は花や木の生命力にあふれた。

 総合花展金沢展は県内最大規模の花展で、今回は15流派329人が前、後期に分けて作品を寄せる。前期は166点が並ぶ。

 華道家は、鮮やかな緑、色とりどりの花など選び抜いた花材を会場に運び込み、花の向き、木の角度、枝の流れなど細部に心を砕いて作品を仕上げた。

 真っ白な壁、高い天井、横との区切りの無い展示台と、21世紀美術館ならではの展示空間を生かすアイデアも随所に見られた。フトイを天井ギリギリまで伸ばして勢いを表現したり、白い台にあえて白のみの素材で造形美を描いたりと、自由な発想が光った。

 照明や、映る影にこだわった作品も目立った。緑映えるイタヤカエデを主に、白、青、赤のアジサイを生けた華道家は、会場の照明に合わせて波打つ自然木を差し込み、太陽光を浴びる花々を表現した。

 県いけ花文化協会の専務理事、常務理事の計9人は、全期間通して展示される特別大作を完成させた。

 前期は9日まで、後期は10~12日となる。入場料は500円で、中学生以下無料となる。

北國新聞社

最終更新:6月7日(火)3時7分

北國新聞社

【生中継】小池百合子都知事の会見