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ハリルジャパン、初タイトル獲得ならず…清武弾で先制もボスニアに逆転負け

SOCCER KING 6月7日(火)21時25分配信

 キリンカップサッカー2016決勝戦が7日に行われ、日本代表とボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表が対戦した。

 ブルガリア、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴヴィナというヨーロッパの強国を集めて開催された今回のキリンカップ。日本は準決勝でブルガリアと対戦し、7-2と大勝を収めた。一方のボスニア・ヘルツェゴヴィナは、デンマーク相手に2点を先行されながらも追いつくと、PK戦を制して決勝へ駒を進めている。

 日本はブルガリア戦から先発メンバーを4名変更。GKは西川周作、最終ラインは左からDF長友佑都、DF吉田麻也、DF森重真人、DF酒井高徳が並んだ。ダブルボランチには前の試合と変わらずMF長谷部誠とMF柏木陽介が入り、MF清武弘嗣がトップ下。前線は左にFW宇佐美貴史、中央にFW岡崎慎司、右にはA代表初先発となるFW浅野拓磨が起用された。

 最初にチャンスを作ったのはボスニア・ヘルツェゴヴィナ。開始2分、左サイドからのFKにエリア内のミラン・ジュリッチが頭で合わせると、シュートは枠の左を捉えたが、ここはGK西川が防いだ。さらに10分、高い位置でボールを奪うと、右サイドに抜け出したイゼト・ハイロヴィッチがカットインから左足でシュートを放ったが、再びGK西川が弾き出した。

 ピンチを凌いだ日本は15分、左サイドから攻撃を仕掛けると、宇佐美からマイナス方向のパスを受けた長谷部がエリア内左の清武に縦パスを通す。清武はワントラップから右足でシュートを放ったが、GKがわずかに左手で触ったボールはクロスバーを叩いた。

 徐々に攻撃の時間が増え始めた日本は28分に先制点を奪う。左サイドでボールを持った宇佐美が一気にドリブルのスピードを上げてエリアに侵入。ここからグラウンダーで折り返すと、ニアサイドに走り込んだ清武が左足で合わせてネットを揺らした。

 ところが直後の29分、ロングボールでディフェンスラインの裏を取ったアルミン・ホジッチがヘディングで合わせると、GK西川が弾いたボールをジュリッチが押し込み、ボスニア・ヘルツェゴヴィナがあっという間に試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた日本は45分、再三チャンスを作り出している宇佐美が左サイド高い位置で相手DFをかわし、左足でシュート性のクロスを供給。GKが弾いてこぼれたボールに岡崎と浅野が反応したが、DFにクリアされてしまった。一方のボスニア・ヘルツェゴヴィナは前半アディショナルタイム2分にエリア手前左寄りの位置でFKを獲得。ハリス・メドゥニャニンが左足で狙うと強烈なシュートがゴールを脅かしたが、惜しくもクロスバーを直撃した。このまま1-1で前半を折り返す。

 日本はハーフタイムに柏木を下げ、遠藤航を後半のピッチへ送り出した。

 後半は互いになかなかチャンスが作れないまま時間が経過する。ボスニア・ヘルツェゴヴィナは状況の打開を図り、66分にハリス・ドゥリェヴィッチとの交代でミロスラフ・ステヴァノヴィッチを投入した。すると交代直後に前線でボールを受けたステヴァノヴィッチが、エリア内に走り込んだジュリッチにスルーパスを通す。ジュリッチが右足で放ったシュートがゴール左に決まり、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが逆転に成功した。

 追いかける展開となった日本は70分に長友との交代で槙野智章を、74分には宇佐美に代えて小林祐希を投入。小林祐希にとってはこれが代表デビュー戦となった。

 その小林祐希は78分、岡崎とのワンツーでDFのマークを振り切ると、ミドルレンジから思い切って左足のシュートを放ったが、ここは枠の左に外れた。直後の79分、日本は岡崎に代えて金崎夢生を投入した。87分、小林祐希からの浮き球のパスがエリア内の右の浅野に渡ると、浅野は右足でシュートを狙ったが、DFに当たったボールは大きく枠の上に外れた。

 終盤には長谷部に代えて小林悠を投入した日本だが、最後までゴールを割ることができず、試合はこのままタイムアップ。ボスニア・ヘルツェゴヴィナが2-1の逆転勝利でキリンカップのタイトルを勝ち取った。

【スコア】
日本代表 1-2 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表

【得点者】
1-0 28分 清武弘嗣(日本)
1-1 29分 ミラン・ジュリッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
1-2 66分 ミラン・ジュリッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)

SOCCER KING

最終更新:6月8日(水)1時9分

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