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登下校時に一票を 期日前投票所、田村高に設置

福島民報 6月8日(水)12時15分配信

 22日公示、7月10日投票の参院選で、「18歳選挙権」が初めて適用されるのに合わせ、三春町選管委は町内の田村高へ期日前投票所を設置する。福島県選管委によると、高校に期日前投票所を設けるのは県内初。学校で投票できる機会を設け、選挙の大切さを訴える。同町の他にも5市が若い世代の投票を促そうと大学や商業施設などへの設置を決めた。7日までに各市町村が福島民報社のアンケートに答えた。

 田村高の期日前投票所は選挙戦後半に当たる7月4、7の両日、敷地内にある同窓会館内に開設する。投票時間は両日とも午後3時から午後6時とする予定で、端末などの通信回線の設置準備を進めている。当日は町職員らが投票所事務を担当する。
 同校生徒数は約700人。このうち町内在住の3年生は約60人で投票の権利を持てる投票日翌日までに18歳を迎える生徒は十数人となる見通し。新たに有権者になった生徒が校内で投票できる環境を整え、棄権を防ぐとともに投票を習慣づける。
 町選管委事務局の担当者は18歳に達しない同級生や1、2年生の意識啓発にもつながると期待する。長岐博校長は「生徒の選挙に対する関心が高まるはず」と町選管委と連携して投票の重要性を伝える考えだ。
 町選管委が田村高に期日前投票所を設ける背景には若年層の選挙離れへの危機感がある。昨年9月の町長選では20~24歳の投票率は36.1%。全体の投票率67.6%を大きく下回り、年代別で最低だった。昨年11月の県議選も町内の全年代平均の53.02%に対し、24.16%と最も低かった。

福島民報社

最終更新:6月8日(水)13時2分

福島民報

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