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サイドエアバッグを世界初搭載したボルボ「850」が25周年!

オートックワン 6月8日(水)12時45分配信

ボルボ「850」が発売されて25周年を迎える。同車はボルボのすべてを一新した車だった。この横置き直列5気筒エンジンを搭載した前輪駆動モデルは、ギャラクシープロジェクトのもとに産み出された。このプロジェクトは、ボルボにとってスターとなるモデルの開発を目指していたことからそう名付けられた。

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850シリーズは、モータースポーツの世界でも大成功を収めた他、ボルボとしてはじめてAWD(全輪駆動システム)を搭載したモデルとなった。

全く新しく生まれたボルボ850GLTは、ストックホルム・グローブ・アリーナで1991年6月11日にワールドプレミアを迎えた。このモデルは、スウェーデンで当時過去最大の投資の元に産み出され、それまでのボルボのデザインからは根本的に異なったものとなった。前輪駆動に横置きの5気筒エンジンを搭載し、全く新しい次元のドライビングプレジャーを提供した。

この新型車は、「4つの世界初を備えたダイナミックなクルマ」というキャッチコピーで発売開始。4つの新しい特徴とは、横置き直列5気筒エンジン、ボルボ独自のデルタリンクリアアクスル、サイドインパクト・プロテクション・システム(SIPS)構造、そして自動調節式フロント・シートベルトである。

デザインこそ「700」シリーズを彷彿とさせるものではあったものの、この「850」シリーズは完全新設計の車だった。その開発のスタートは1978年にまで遡る。その年に開催された会議の中で、『今こそ自由に考え、自動車のスターとなる車種の開発を目指す時である』と決定され、ギャラクシープロジェクトはスタートした。

そして、ギャラクシープロジェクトは2つのモデルシリーズを産み出した。ひとつはスウェーデンで、もうひとつはオランダで開発・生産された。そのベースとなるテクノロジーは共同開発され、その後それぞれに開発が進められた。オランダ企業であるボルボ・カーズB.V(後のネッドカー)は、400シリーズとなるモデルを開発し、スウェーデンのボルボ・カーズは、850シリーズを開発した。

最初に発表されたモデルは、170馬力を生み出す20バルブ自然吸気エンジンを搭載した「850GLT」だった。ボルボは850GLTの開発時、吸気音と排気音を適正に保ちながらも、ドライビングプレジャーに富んだ、生き生きとした車にするべく積極的に研究を重ねていた。

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最終更新:6月8日(水)13時46分

オートックワン