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紫外線アレルギーってどんなアレルギー? 日に当ると肌が赤くなる…

ベネッセ 教育情報サイト 6月8日(水)12時4分配信

子どもの肌トラブルには、アレルギーや乾燥など、さまざまなものがあります。どういったときに症状が強く出るかを観察して、ある程度原因を特定することで、保護者が適切な対応ができるようになります。今回は「外から帰ったあとなどに、肌の炎症やかゆみがひどい気がする」場合について考えてみます。

「紫外線アレルギー」ってどんなアレルギー?

子どもの肌トラブルといえば、食べ物によるじんましんやアトピーなどを思い浮かべますが、紫外線に当たることで起こる、「紫外線アレルギー」というものもあります。正式には「日光過敏症」といい、日光に含まれる紫外線に対し、肌がアレルギー反応を示してしまう症状のこと。また、過敏症とまでいかなくても、紫外線に弱い肌の子どももいます。

誰でも日光にあたると肌の炎症を起こします。しかし、それはある程度長時間、強い日の光を浴びた場合でしょう。紫外線アレルギーがあると、日常的に浴びるような日の光でも肌に炎症をきたしてしまいます。まず赤みが強くなり、かゆみや痛みを感じたり、さらに湿疹のようになったり、ときにはミミズ腫れや水疱になることもあります。敏感な人では室外だけでなく、室内でも日当たりがよければ同じような症状になることもあります。

室外、室内両方での紫外線対策

日光が届くところでは必ず紫外線が含まれています。どこにでもある紫外線から身体を守るには、どのような対策を講じればいいのでしょうか。
重要なのは、肌に直接日光が当たらないようにすること。日焼け止めの利用や、色の濃い衣服の着用、帽子の着用が有効です。夏の暑いときに厚着は、熱中症やあせもなどを引きおこすので適切ではありません。薄い服や通気性のよい服などの工夫をしましょう。

室内では、窓にUVカット効果のあるシートを貼る、UVカット効果のあるガラスを選ぶなどで広い範囲の紫外線をカットすることができます。遮光カーテンもいいのですが、暗くなりすぎないように室内の明るさは保てるようにしたほうがいいでしょう。
外出後は、皮膚が乾燥しすぎるので、保湿は十分に行うほうがいいでしょう。もちろん、車の中にいる間も、窓から入る日光には気をつけましょう。

水ぶくれや日焼けのところが瘢痕(はんこん)になるような場合には

日光にあたったところが水ぶくれになったり、治ったあともケロイド状になってしまう…という場合には、日光過敏症の可能性が高いので、早めに皮膚科など専門医を受診し、生活の仕方や予防法など医師と相談するようにしましょう。

お子さまの皮膚が紫外線に強く反応する場合、幼稚園や保育園では日常生活や遠足などのイベントのときにはどう対応すべきなのかを園の先生たちと相談して、できる限り楽しい生活ができるように、最善を尽くしていきたいものですね。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:6月8日(水)12時4分

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