ここから本文です

神戸製鋼、店売り厚板5000円上げ。ヒモ付きも交渉

鉄鋼新聞 6月8日(水)6時0分配信

 神戸製鋼所は7日、国内向け厚板の販売価格値上げを実施する方針を決めたことを明らかにした。6月契約相当からを対象とし、値上げ幅はトン当たり5千円。「建築鉄骨およびヒモ付き需要家向けについても同様に取り組む」(神戸製鋼)としており、造船・建産機向けなどヒモ付きの値上げ交渉を進めることも明らかにした。

 値上げの理由については(1)主原料コストアップ(2)再生産可能な利益水準への収益改善―を挙げている。主原料コストアップについては「2016年度の主原料コスト上昇分を価格転嫁する必要がある」(同)としている。収益については「15年度末時点での厚板の収益性は低い。早期改善が急務」(同)としている。
 国内の厚板需給について神戸製鋼では「建機・産機の生産水準は今後徐々に回復していく」と想定。16年度後半には、東京オリンピック向けや首都圏大型再開発関連の需要が見込めることも、需給改善の要因になると説明している。

最終更新:6月8日(水)6時0分

鉄鋼新聞