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日米で輝く88年組 今が旬の黄金世代

Full-Count 6/8(水) 10:38配信

「○○世代」「○○年組」は日本独自の区分?

 日本ではよく同世代を象徴する一人を表に立てて、◯◯世代や、生まれた年でひとまとめにし◯◯年組と呼ぶことが頻繁にある。日本の野球界でも代表的なのが1980年生まれの選手たちを、福岡ソフトバンクホークス所属の松坂大輔投手にちなんで、松坂世代と呼んでいる。

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 これは国民的イベントである全国高等学校野球選手権大会である甲子園大会が大きな要因の一つとも思われる。高校1年生から3年生までの選手たちしか出ることが許されない大会とあって同世代の選手たちに自然と注目が集まる。

 米国では一つの世代をひとまとめに考え、メディアで◯◯世代と言われることはほとんどない。現在メジャーリーグではロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手(24歳)やワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー選手(23歳)がリーグを代表する選手となったことで若い世代の躍進として見られることはあっても、それぞれの世代や年齢別に分けた考えをする場面はほとんどない。

 どちらかと言えば何年にドラフトされたか、「Class of ◯◯(何年組ドラフト)」ということでひとくくりにされることが多い。

 日本に比べると、米国では世代ごとに選手たちを捉えない傾向があるが、今回は一つの世代に注目してみることで同世代であってもリーグを代表する選手になるまでの道のりは様々であることを再認識してみたい。

 日米でどの世代が一番活躍しているのか?その答えを出すためにはおそらく多くの議論が必要となるだろう。ここではあえて日米でリーグを代表する選手たちを捻出している1988年組にスポットを当ててみたい。この世代に注目すると、現在日本ではリーグを代表する野手が多数存在し、米国ではリーグを代表する投手が多くみられる。さらには日本で成績を残し、メジャーリーグへ活躍の場を移した選手たちもいる。

「88年組」田中&前田がメジャーへ、日本ではSB柳田、西武・秋山ら野手が活躍

 88年組は甲子園での活躍から北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手のあだ名を取り、「ハンカチ世代」と言われることが多かった。この世代では日本を代表する投手となった田中将大投手、前田健太投手の両投手がメジャーリーグへ移籍してしまったことから、野手が中心となる世代に変わりつつある。

 2015年シーズンは打率.363、HR34本、32盗塁のトリプルスリーを達成した福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手。そして1シーズン最多となる日本シーズン記録の216安打を放った埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手。共に高校時代は甲子園大会の出場がなく、大学でのプレーを経て2011年ドラフトで現所属球団に指名を受け、入団した。秋山選手は新人外野手としては30年ぶりとなる開幕スタメンを勝ち取り、柳田選手も春季キャンプでは新人唯一のA組スタートと共に期待をされてプロとしてのキャリアをスタートさせた。

 共に期待されてのスタートだったが、順風満帆とは行かず、世代を代表する投手の田中投手や前田投手と比較すれば、遅咲きで今の地位を勝ち取ったと言えるかもしれない。

 メジャーリーグを見てみると88年組を○○世代と呼ぶのであれば、間違いなくカーショー投手世代だろう。2006年MLBドラフト全体7位指名を受けロサンゼルス・ドジャースに入団し、2008年にはメジャーデビューを果たした。すでに3度のサイ・ヤング賞を受賞しており、2014年にはナショナルリーグのシーズンMVPも獲得している。

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最終更新:6/8(水) 11:44

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