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山手線2020年春すべて新車に 現在の車両は中央・総武緩行線へ

乗りものニュース 6月8日(水)14時25分配信

およそ20年周期で新型に

 JR東日本は2016年6月8日(水)、東京都心を走る山手線用車両の新造計画を発表。新型車両のE235系電車を量産して2017年春頃から投入し、「東京オリンピック」が夏に開催される前の2020年春には、全車両をこの新型にする予定であることを明らかにしました。

 山手線では2015年11月30日、E235系の「量産先行車」1編成が営業運転を開始。現在、同線を走っているE235系はこの1編成だけですが、2017年春以降、その「量産車」が順次デビューします。

 新たに投入されるE235系の車両数は、11両編成が49本の合計で539両。なお、E235系の「量産車」はその「量産先行車」の仕様を踏襲して登場しますが、新たに異常時情報などについて2言語(日英)放送対応、情報提供装置における4言語(日英中韓)表示対応が行われます。

 またこれに伴い、山手線を現在走っているE231系電車500番台は、新宿駅や秋葉原駅を経由して東京を東西に走り、三鷹駅(東京都三鷹市)と千葉駅を結ぶ“黄色い帯”の中央・総武緩行線へ場所を移し、引き続き使用される予定です。

 E231系500番台は、2002(平成14)年4月に山手線で営業運転を開始。2005(平成17)年4月に、山手線はすべての車両がこのE231系500番台に入れ替えられました。予定通り2020年春に引退となれば、都合18年間にわたって同線を走ったことになります。

 ちなみに、そのさらに前に山手線で使われていた205系電車は、1985(昭和60)年3月から2005年4月まで同線を走行。山手線の車両は近年、およそ20年周期で入れ替わっている形です。

恵 知仁(鉄道ライター)

最終更新:6月8日(水)18時59分

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