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県内でクマ目撃が昨年の倍 5月31件

北日本新聞 6月8日(水)0時33分配信

■暖冬影響で餌不足か

 県内で5月のクマの目撃情報が31件に上り、15件だった昨年同月の2倍以上となった。6月に入っても出没が後を絶たず、7日も小矢部市内の民家近くで子グマとみられる1頭が見つかった。県自然保護課は、暖冬の影響でクマの冬眠期間が短く、春先から活発に行動して餌が不足したことが原因とみている。

 5月の目撃情報は過去10年で、2008年の35件に次いで多かった。例年は6、7月にクマの目撃情報が急増するが、ことしは降雪が少なく、前倒しになった可能性があるという。

 7日は午前9時10分ごろ、小矢部市戸久の県道で、道路から民家の庭に向かって歩いていくクマを車で通り掛かった男性が見つけ、小矢部署に連絡した。署員や市職員が現場を調べたが、痕跡は確認できなかった。同署は周辺を巡回し、住民に注意を促した。

 同課は「クマは薄暗い茂みの中を移動する。住宅周辺の草刈りをするなど、身を隠す場所や通り道をなくすよう徹底してほしい」と呼び掛けている。

北日本新聞社

最終更新:6月9日(木)11時19分

北日本新聞