ここから本文です

梅雨シーズンの洗濯干しに、「浴室乾燥機」の賢い使い方

SUUMOジャーナル 6月8日(水)7時30分配信

これからジメジメとした梅雨の季節がやってきます。このシーズンの悩みの種は、雨続きで洗濯物を外に干せなくなること。室内干しをするにしても部屋に洗濯物の臭いが充満したり、生乾きになったりと気になることが多いものです。そこで活躍してくれるのが、お風呂場で暖房や送風で洗濯物を乾かしてくれる浴室乾燥機です。上手に無駄なく使うことでコストを抑える方法を取材しました。

■干し方にひと工夫でコストカット!

「浴室乾燥機を賢く使ううえで、一番のポイントとなるのが“工夫して干すこと”です。どのように干すかによって時間も費用も節約できます」と教えてくれたのは、浴室乾燥機を製造販売するリンナイの営業企画担当者。

メーカーが推奨する“かしこい干し方”は次の通り。

(1)洗濯物は十分に脱水してから干す。残っている水分が少ないほど乾かす時間が少なくなる。
(2)厚手で乾きにくいものは乾燥機に近い位置となる中央部分に干し、薄手で乾きの早いものは乾燥機から遠い端の部分に干すことで洗濯物がむらなく乾く。
(3)洗濯物は10cmから15cmくらいの間隔を空けて干すと、風が通りやすくなりまんべんなく乾く。

洗濯物が吸収している水分をできるだけ減らしたうえで、洗濯物に乾燥機の風が均一に当たるように、干し方にひと工夫加えると時短になり、ひいては光熱費の節約にもつながるようです。また、風力や熱量にパワーがある機種の方が早く乾き、光熱費もより削減できるとか。機種選びの際にはその辺りも参考にしたいところです。

■乾燥時間やコース設定は慎重に!

また、アバウトに設定しがちな「乾燥時間」も、注意すべきポイントのひとつ。場合によってはすでに乾いていたのに乾燥機をかけつづけてしまう、といった無駄も生じかねません。重要なのは状況に合わせて設定を選択することなのだそう。

「メーカーや機種によって多少差があるのですが、浴室乾燥機はおもに何時間運転させるかを自分で選んで利用いただくかたちになります。洗濯量や種類、干し方によって乾く時間は変わりますので、無駄に運転しすぎないように、メーカーの取扱説明書に記載してある目安時間を参照していただくことも大切です」
最新の浴室乾燥機には、衣類の乾き具合を自動で感知して勝手にストップしてくれる機能を搭載しているものもあるので、こうした機能を活用すればより無駄なく乾かせそうです。また、ほかにも上手に使うことで、節約につながる機能があるとか。

「浴室乾燥機は温風ではなく、ただ送風するだけの機能もあります。温風はガスや電気の熱源を使って空気を温める必要がありますが、風だけであれば熱源を使わなくても済みますので、まずは送風で乾かし、最後の仕上げのみ温風を利用することでコストを抑えることができます。ただ、例えば弊社の製品ですと4kgの洗濯物を干す場合、温風であれば1時間から3時間で乾くところ、送風利用であれば7時間から8時間くらいかかります。そのため、急いで乾燥させたいときには不便かもしれませんが、夜寝ている間に乾かしたいのであれば、お得な使い方だといえるでしょう。最新機種の中には、こうした送風と温風を効率よく使い分ける機能を、自動で行ってくれるものもあります」

洗濯機と一体型の乾燥機と違って浴室乾燥機はハンガーなどに掛けて干せるため生地が傷みにくくシワにならず、さらには外干しのように紫外線による色落ち、花粉やほこりなどの付着といった心配もないなど良いことずくめ。上手に使いこなせば、梅雨のストレスも激減しそうです。

●取材協力
・リンナイ

末吉陽子(やじろべえ)

最終更新:6月8日(水)7時30分

SUUMOジャーナル