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流派超え、初夏の輝き 総合花展金沢展が開幕、金沢21世紀美術館

北國新聞社 6月8日(水)2時53分配信

 第21回総合花展金沢展(石川県いけ花文化協会、北國新聞社主催)は7日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーで始まり、前期は166点が会場を彩った。重鎮から若手まで流派を超えた意欲作は、美術館の展示空間でみずみずしい初夏の輝きを放ち、初日から愛好者らでにぎわった。

 白い壁面の広々とした空間には、木々の緑や、色彩豊かな花や素材など、季節の花材を存分に生かした力作が並んだ。現代アートを展示する美術館にとけ合うような工夫も見られ、ニューヨークの摩天楼を描こうと試みた華道家は、英字新聞を貼った板でビル群を作り、グロリオーサで華やかな雰囲気を表現した。

 開場式のあいさつで、県いけ花文化協会会長の飛田秀一北國新聞社会長は、4月に亡くなった廣岡紫穂理事長、杉本理照専務理事、河崎雪甫参与の重鎮3人に哀悼の意を表すとともに、「今後も総合花展、1月の北國花展に精いっぱい力強い、立派な作品をお寄せいただきたい」と述べた。

 谷本正憲知事の祝辞を三浦靖子県県民文化局長が、山野之義金沢市長の祝辞を石蔵茂幸文化スポーツ局担当部長がそれぞれ代読した。

 会場入り口には亡くなった重鎮3人の作品がパネルで展示された。

 県内最大規模の花展である総合花展金沢展には、15流派329人が前、後期に分けて出品する。前期は9日まで、後期は10~12日となる。入場料は500円(中学生以下無料)。

北國新聞社

最終更新:6月8日(水)2時53分

北國新聞社