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元米軍大佐が語る軍隊の暴力性 アン・ライトさん「地位協定改定を」

沖縄タイムス 6月9日(木)11時0分配信

 元海兵隊で米軍属の男による女性遺体遺棄事件を受け46の市民団体が8日、追悼抗議集会を那覇市内で開いた。イラク戦争を巡ってブッシュ米大統領に抗議し、外交官を辞めた元米陸軍大佐のアン・ライトさんが講演し、基地内外の性暴力被害を告発。沖縄で相次ぐ米軍関係の事件に触れ、「日米地位協定の改定を強く訴えるべきだ」と語った。

■基地内でも性暴力被害

 軍隊の仕事は他者に暴力的になるということ。訓練された暴力が時折外に出て行使される状況がある。同じような暴力が基地内でも行われ、4人に1人の軍人が性被害に遭っている。
 その容疑者が連続犯の場合もある。今回の事件のほかに行方不明になっている女性がいないか、容疑者の犯罪歴と照らし合わせる必要があるかもしれない。
 オバマ大統領は訪日の際、事件に関して深い遺憾の意を表したが、沖縄という島そのものの被害に言及しなかった。戦後約70年間、土地の環境汚染もあった。今こそ不平等な日米地位協定の改定を訴えるべきだ。
 19日の大会は声を上げる機会になり、それは米メディアでも報道されるだろう。アメリカでは、辺野古新基地建設を阻止する行動についても知られている。あなたたちがこれまでやってきた行動に一層力を注いでほしい。

最終更新:6月9日(木)11時0分

沖縄タイムス