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「ふくしま産業賞」福大講座に 受賞者講師、10月開講

福島民報 6月9日(木)10時21分配信

 福島大は10月、福島民報社の「ふくしま経済・産業・ものづくり賞」(ふくしま産業賞)をテーマにした講座を開講する。産業賞は福島県内の優れた企業や経営者、ものづくりの顕彰を目的に創設され、各賞を受けた25社・団体の中から経営者ら5人を講師に招く。講師は企業経営に懸ける思いや挑み続ける姿勢の大切さなどを学生に説く。
 産業賞の専門委員会座長で選考委員の西川和明福島大経済経営学類教授(64)が経済経営学類のプロジェクト事業として大学に申請し、認可された。企業経営者や団体代表者の講義を通し、学生に県内の優れた企業、団体を紹介する。
 10月から1月にかけて計15回行う経済経営学類の専門科目「中小企業経営論」の中で、受賞企業の経営者ら5人を一人ずつ講師に招く。講義時間90分のうち60分程度を受け持つ予定。講師陣は今後人選する。学生は毎回160人程度が受講する。
 西川教授は「学生にとって現場の生の声はとても貴重。震災と原発事故の困難を乗り越えてきた福島の企業・団体のたくましさを伝え地元への就職につながるきっかけになってほしい」と意義を語る。

■福島学院大も講義で取り上げ

 福島学院大短期大学部情報ビジネス科の経営概論の講義でも産業賞を取り上げた。西川教授は福島学院大の非常勤講師を務めており、産業賞を題材にした講義が実現した。
 7日は、西川教授が産業賞創設の意義、伝統を守りながら新たな分野への挑戦する姿勢を紹介した。学生の理解を促進するため講義に対する課題を出した。
 学生からは「就職を検討してみようと感じる興味のある企業があった」などの声が寄せられた。

福島民報社

最終更新:6月9日(木)10時33分

福島民報