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原子力災害対策センター 7月中旬供用開始へ

福島民報 6月9日(木)14時19分配信

 原子力災害発生時の対策拠点として福島県が南相馬市と楢葉町に整備する原子力災害対策センター(オフサイトセンター)が7月中旬に供用開始となる。政府が8日、原子力規制委の会合で計画を示し、了承された。
 南相馬市原町区のセンターは約24キロ離れた東京電力福島第一原発に、楢葉町のセンターは約8・5キロ離れた第二原発に対応する。
 いずれも免震構造の鉄筋コンクリート2階建てで、既に建物は完成している。
 会合で石渡明委員は南相馬市のオフサイトセンターの立地環境について、海岸から数キロしか離れておらず、津波が襲来した場合、機能不全に陥る可能性があると指摘。周辺にある既存施設を代替施設として活用できるよう十分な準備を求めた。
 原発事故では大熊町にあったオフサイトセンターが第一原発から約5キロしか離れておらず、放射線量の上昇などで使えなかった。現在は福島市の県自治会館に暫定事務所を置いている。
 第一原発は全基廃止措置となり廃炉作業が進んでいるが、住民避難が必要となるような万が一の事態に備え設置する。

福島民報社

最終更新:6月9日(木)14時28分

福島民報