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ラタン航空、リオ・オリパラ期間中の旅客輸送に2000万レアル追加投資

MEGABRASIL 6月9日(木)8時15分配信

リオだけでなくサンパウロでもバックアップ体制

約2か月後にオリンピック開幕を迎えるブラジル。政治や治安に不安の声が上がりつつも、準備は着々と進められている部分もあるようだ。

航空各社もオリンピック・パラリンピック期間中の特別体制を具体化しつつある。

現地紙「オ・グローボ」電子版が6月3日づけで伝えたところによると、ラタン(ラタム)航空(以下「ラタン(ラタム)」)はオリパラ期間中に37万5千人の輸送を見込んでおり、その需要に対応するための2000万レアル(約6億4000万円)を投資を発表したという。

またラタンは、オリンピック期間中に選手たちがオリンピック村で搭乗のチェックインを行える体制を取りつつ、緊急事態用に6機の予備機を用意するとのことだ。

オリンピック・パラリンピックの28日間で150万人がリオ・デ・ジャネイロ市(以下「リオ」)を訪れると見込まれる中、ラタン(ラタム)はその25%、37万5000人が自社のサービスを利用するとみている。その試算に基づいてオリンピック村でのチェックインサービスやスポーツ用具・器具の運搬、増便および個別対応が必要な乗客への対応の拡充など、オリンピック特需対応計画を練りあげた。

ラタン(ラタム)の商品開発部ディレクター、エドゥアルド・コスタ氏は1年かけて練り上げてきたこれらの計画を実現するには2000万レアルの資金が必要だという,

「オリンピックはワールドカップより大きく、人・モノの輸送にはるかに複雑な要素が絡んでくるイベントです。加えて選手団を安全に秘密裏に輸送するにあたっての保安上のリスクもあります」(コスタ氏)

2014年のワールドカップでは32か国2500人の選手がブラジル中の12都市を移動した。主催者および警備会社から強盗などに遭遇するリスクは低いと考えられていた。

リオオリンピックでは206か国20100人の選手の移動がたった1都市で発生し、リオ以外で行われるのはサッカーの数試合だけだ。この状態ではリスクレベルはより高くなる。

「オリンピック運営は、リスクの高さと運営の複雑さをはらんだ、世界で最大のものになるでしょう」(コスタ氏)

この輸送物流の複雑さを乗り切るため、サンパウロに運営専門部隊が結成された。この部隊でリオで起こる問題に関する情報を入手することになっている。リオ行きの特別便は100本から300本に上るとみられ、6機が緊急用に待機することになっている。

コスタ氏はまた、ワールドカップの際と同様、何らかのトラブルにより他社便への振替のため、航空会社間の乗客名簿のやり取りをスムーズに進めるための交渉を行っているという。

(文/余田庸子)

最終更新:6月9日(木)8時15分

MEGABRASIL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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