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<米軍映像で確認>陸自-米海兵隊合同訓練を密かに沖縄で実施 進む日米軍事一体化

アジアプレス・ネットワーク 6月9日(木)15時33分配信

米軍海兵隊普天間基地の移設問題や、後を絶たない米軍関係者による犯罪などで揺れる沖縄で、陸上自衛隊と海兵隊の合同訓練が実施されていたことが明らかになった。米軍の公開した映像からアイ・アジア編集部が確認した。(アイ・アジア編集部)

◆米軍サイトに映っていた陸自隊員の姿

映像は、5月19日に撮影されたもので、沖縄北部のゲリラ戦訓練施設での海兵隊部隊の訓練に、陸上自衛隊員が参加している姿が映っている。
※米軍の広報サイト DVIDS
https://www.dvidshub.net/video/465390/japanese-special-task-force-considers-marine-jungle-training#.V1Z1xr7hQl0

米軍によると、場所は沖縄県の北部に広がる米軍専用の訓練施設で、5人の陸上自衛隊員が参加していたという。

自衛隊は、尖閣諸島などが占拠された際に奪還するための部隊として、米海兵隊をモデルとした「水陸機動団」の編成に着手しており、九州に展開する西部方面普通科連隊をその主力とすることを決めている。米海兵隊も、自衛隊の「水陸機動団」の育成に協力しており、これまで米国本土で米海兵隊と自衛隊との合同訓練などが行われてきた。

◆沖縄での合同訓練、防衛庁は「予定なし」と説明していた

しかし、米兵、米軍関係者による事件事故が相次ぐなどして、米軍への反発が根強い沖縄では訓練の実施は控えてきた。これまでも防衛省は、沖縄における米海兵隊と陸上自衛隊との訓練について、実施の予定はないと説明してきた。しかし米軍の公開した映像によって、その説明が事実と異なることが明らかになった形だ。

これについて、沖縄で米軍を取材し続けているジャーナリストで沖縄国際大学講師の屋良朝博さんは、「自衛隊と米海兵隊の合同訓練は1996年の日米防衛ガイドラインの改定から始まったが、当時から、訓練を沖縄ではやらせないというのが当時の自民党の良識だった。だから訓練は主にアメリカで行われていた。それが、沖縄でも合同訓練が行われ始めたということは、そうした抑制の効いた政治がなくなり、軍事優先の現状になっていることを意味しており、憂慮すべきことだ」と話している。

最終更新:6月9日(木)15時33分

アジアプレス・ネットワーク

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