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ブラジルは海賊商品天国=サンパウロで一斉摘発作戦決行

ニッケイ新聞 6月9日(木)20時21分配信

5月30日から6月3日に、サンパウロ市中央部ブラス区のショッピングセンターで海賊商品摘発作戦が行われた。
 国税庁は今回、総計210トンの偽造商品を押収した。押収されたのは運動靴やハーフパンツ、コート類やジャケット、ジーンズで、見積もり総額は7千万レに上る。
 これらの製品は皆、約400のボックス型の小店舗が入るショッピングセンターで押収された。
 検査官や徴税分析官は同ショッピングセンター内の複数の箇所で、偽の商品を製造する小さな闇工場を発見した。これらの工場では、屋根裏部屋に置かれたミシンや圧縮機で、有名ブランドのタグを商品に付けていた。
 軍警の支援も得て行われた「ブラスの海賊商品摘発作戦」は、過去5年間に同市で行われたこの種の作戦の中では最大規模のものだった。
 今回摘発された違法商品の数は、国税庁も驚くほどだった。国税庁は当初、2千万~4千万レ相当の違法商品と違法輸入商品を摘発できるだろうと考えていた。
 ブラジルは海賊商品の天国で、ブラジル全土で押収された違法商品は、昨年だけで18億9千万レアルに上った。
 違法商品には偽造品や密輸品の両方が含まれており、8850万レ分が衣料品、850万レアル分がスポーツシューズだった。

最終更新:6月9日(木)20時21分

ニッケイ新聞