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住宅を購入する時は「老後の快適な生活」も考えよう 介護保険法の「住宅改修費」は意外と少ない

マネーの達人 6月9日(木)5時8分配信

「一生生活できる家」というのはどういう家と思われますか?

1階が駐車場の3階建ての住宅が、少し前は流行しました。

しかし、この家では高齢になって足腰が弱くなった時には、かなり生活に支障が出るのです。

例えば、車いすの生活になった時でも、バリアフリーの家であれば十分に生活ができます。

自力で車いすに移動が可能な状態であれば、歩いているのとほぼ変わらない生活ができるのです。一人での生活も可能でしょう。

しかし、玄関間口が狭かったり、上がり框が高かったり、敷居があったりと段差があれば、車いすの状態まで行かなくても、歩行がしにくくなった時には、転倒の危険性があるのです。

介護保険法の「住宅改修費」

現在、介護保険法で住宅改修費というのが負担されています。限度額は20万円です。

そのうち、個人負担は1割か2割です。20万円のうち、2~4万円払えば利用できるということです。

■この20万円でいったい何がどれくらいできるのか…

・上がり框が高く、靴を履く時に支障があり、玄関に手すりを取り付ける…3万7800円程度

1割負担であれば、3780円。2割負担であれば、7560円です。

・玄関に手すりをつけても、上がり框が高く不安定な場合は上り下りがしやすいように踏み台を設置する…2万円程度

1割負担で2000円、2割負担であれば4000円です。

・玄関に階段があり、地面に固定するタイプの手すりをつける…10万1200円程度

1割負担で1万1200円、2割負担で2万2400円です。

・四畳半の部屋を畳からフローリングに替え、段差解消する…9万8000円程度

・浴室のドアが内側に開くタイプのものでは、ドアノブを引く際に後ろに下がらないといけないので、転倒しやすくなります。ドアを折れ戸に変更する…4万8000円程度

・2階に上がる階段の手すり…3万2000円程度

・廊下の手すり…7万1000円程度

・テラスや浴室の段差解消のために利用するすのこ…4万円程度

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最終更新:6月9日(木)5時8分

マネーの達人