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NZの10番はクルーデン 63年ぶりの勝利狙うウェールズは主将が戦列復帰

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 6月9日(木)11時56分配信

 ワールドカップ連覇を遂げてから7か月経ち、オールブラックス(ニュージーランド代表)がいよいよ新たな出発を切る。今月、地元でウェールズ代表とテストマッチ3連戦。11日にオークランド(イーデンパーク)でおこなわれる第1戦に臨む、試合登録メンバーが発表された。

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 FLリッチー・マコウ、SOダン・カーター、CTBのマア・ノヌー、コンラッド・スミス、HOケヴィン・メアラム、PRトニー・ウッドコクなど偉大なスターたちが黒衣を脱ぎ、700キャップ以上の経験を失ったオールブラックスだが、今回の試合登録メンバー23人の合計キャップ数は720で、1人平均31キャップ。
 昨年のワールドカップ決勝で先発した15人のうち、9人が今回もスターターとなる。LOサム・ホワイトロックは太もも裏を痛めており、第1戦のメンバーから外れた。
 カーターが去って注目された10番は、アーロン・クルーデンに託された。クルーデンは昨年4月に左ひざの前十字靭帯を断裂してワールドカップ出場を逃しており、約1年半ぶりのテストマッチとなる。

 ミッドフィールドはライアン・クロッティとマラカイ・フェキトアのコンビ。12番の有力候補だったチーフスCTBのチャーリー・ナタイはスーパーラグビーの試合で脳震とうを起こし、今週、スコッドに一時合流したもののまだ回復しておらず、6月のテストシリーズに出場できるかどうかは微妙な状況だ。

 初選出のFLアーディー・サヴェアとCTBセタ・タマニヴァルはリザーブに名を連ね、デビューチャンスがめぐってきた。

 一方、対戦相手のウェールズは、昨年のワールドカップはベスト8で、今年のシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)は2位だった。現在、世界ランキングは6位。
 ウェールズが最後にオールブラックスを倒したのは63年前の1953年12月で、ニュージーランドの地で勝ったことは一度もない。対オールブラック戦26連敗の記録にピリオドを打ち、歴史をつくるか注目される。

 5月29日のイングランド戦でFLダン・リディエイトが肩を負傷し、ツアースコッドから離脱したが、同じく肩を痛めていた主将のFLサム・ウォーバートンは回復し、第1戦に先発する。LOアラン=ウィン・ジョーンズはこの試合がウェールズ代表として100キャップ目となる。


<ニュージーランド代表>
15 Ben Smith, 14 Waisake Naholo, 13 Malakai Fekitoa, 12 Ryan Crotty, 11 Julian Savea, 10 Aaron Cruden, 9 Aaron Smith, 8 Kieran Read(主将), 7 Sam Cane, 6 Jerome Kaino, 5 Brodie Retallick, 4 Luke Romano, 3 Owen Franks, 2 Dane Coles, 1 Joe Moody.

〔リザーブ〕
16 Nathan Harris, 17 Wyatt Crockett, 18 Charlie Faumuina, 19 Patrick Tuipulotu, 20 Ardie Savea, 21 TJ Perenara, 22 Beauden Barrett, 23 Seta Tamanivalu.

<ウェールズ代表>
15 Liam Williams, 14 George North, 13 Jonathan Davies, 12 Jamie Roberts, 11 Hallam Amos, 10 Dan Biggar, 9 Rhys Webb, 8 Taulupe Faletau, 7 Sam Warburton(主将), 6 Ross Moriarty, 5 Alun Wyn Jones, 4 Bradley Davies, 3 Samson Lee, 2 Ken Owens, 1 Gethin Jenkins.

〔リザーブ〕
16 Scott Baldwin, 17 Rob Evans, 18 Tomas Francis, 19 Jake Ball, 20 Ellis Jenkins, 21 Gareth Davies, 22 Gareth Anscombe, 23 Scott Williams.

最終更新:6月9日(木)11時56分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)