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DOWAHD、メキシコの銀・亜鉛・鉛鉱山開発で30%権益取得

鉄鋼新聞 6月9日(木)6時0分配信

 DOWAホールディングスは8日、子会社のDOWAメタルマインが参画するメキシコのロス・ガトス銀・亜鉛・鉛プロジェクトにおいて、同鉱山のプロジェクト権益を保有するミネラ・プレタ・リアル社(メキシコ市)への5千万米ドルの費用拠出を完了し、同社株式30%の取得条件を満了したと発表した。今後、関連書類の登記をもって正式に権益が確定する。引き続き試錐や環境評価、経済性評価などを進め、16年末をめどにフィジビリティ・スタディ(FS)を完了させる。これまでのFSでは良好な結果を得ており、19~20年前後の生産開始を目指す。

 現在進めているFSでは、今年3月までに208本の追加試錐を実施し、既存鉱脈の連続性を再確認するとともに、確定鉱量・推定鉱量920万トン(銀品位289グラム/トン、亜鉛品位5・7%)を含む埋蔵鉱量として合計1280万トン(銀品位243グラム/トン、亜鉛品位5・4%)を確認しており、開発に向けた条件が整いつつある。今後は引き続き試錐や斜坑掘進、選鉱試験、環境評価、採掘設計、経済性評価などを進め、開発・操業に向けて年内をめどにFSを完了させる考え。
 同社は、14年12月に米国の探鉱会社サンシャイン・シルバー・マイニング&リファイニング社(SSMRC)とロス・ガトス・プロジェクトへの参画で合意し、パートナー契約に調印。SSMRC子会社のミネラ・プレタ・リアル社に5千万米ドルのFS費用を拠出し、30%の権益と同鉱山から生産される亜鉛精鉱全量の引取権を獲得することで合意していた。

最終更新:6月9日(木)6時0分

鉄鋼新聞