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新世界の将棋クラブが串カツ店で復活

Lmaga.jp 6月9日(木)7時0分配信

大阪・新世界ジャンジャン横丁の将棋クラブ「王将倶楽部」(大阪市浪速区)。昨年惜しまれながらも、約70年の歴史に幕を閉じた同店が、6月9日に串カツ店として復活する。

大型駒がいくつもあり当時の名残を感じる店内

「王将倶楽部」は昭和22年に創業。名人・阪田三吉に代表されるように将棋の街としても栄えてきた新世界を支える存在だった。2代目店主・矢本喜彦さんは、「当時は人気の娯楽だったんですよ。ただ、最近は客層が高齢化したことと、若い人はネットで対戦するようになったので、将棋場という商売が厳しくなってきました。寂しくはありますが、このように復活させていただいて創業者の父も喜んでいると思います」と話す。

カウンターなど内装は変わったものの、2階のテーブルには将棋盤をそのまま利用するなど、昭和の名クラブの雰囲気はそのまま。「賭事一切お断りします」という当時の張り紙など、いい意味で生々しい新世界の空気にも触れることができる。

串揚げメニューは100円~のリーズナブルな価格設定で、通常のソースのほかにオリジナルのフルーツソースや激辛ソースなどが楽しめる。また、ヤゲン軟骨の素揚げや海鮮メニューも充実。なお、オープン日の9日、会計時に「羽生三冠の手ぬぐい下さい」という合言葉を言えば、先着100名限定で「棋士 羽生善治 三冠の揮毫(きごう)」をプリントした手ぬぐいがプレゼントされる。

取材・文・写真/谷知之

最終更新:6月9日(木)12時36分

Lmaga.jp