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F1ストーブリーグ情報まとめ:注目される4人の動向。ビッグチームに大変動も

オートスポーツweb 6月9日(木)17時55分配信

 昨年から今年にかけては、F1上位チームのドライバーラインアップにほとんど変化がなかった。しかし2016年末で契約が切れるドライバーが多数いるため、今季末には大きな動きがあるかもしれない。

マクラーレン・ホンダに所属するジェンソン・バトン、ストフェル・バンドーン、フェルナンド・アロンソ

 ビッグチームで今シーズンで契約が切れるのは、メルセデスのニコ・ロズベルグ、フェラーリのキミ・ライコネン、マクラーレンのジェンソン・バトン。またレッドブルとの契約下にあるダニエル・リカルドも、場合によっては離脱するかもしれない。

 英AUTOSPORTが、主要チームを中心に来季のドライバーラインアップにまつわる情報をまとめた。

■メルセデス:ロズベルグ離脱なら若手起用か

 ルイス・ハミルトンの契約期間は2018年末までだが、ロズベルグは今季いっぱい。彼自身もチームも契約延長を強く望んでいると発言している。しかしまだ確定はしておらず、ロズベルグにはフェラーリ移籍のうわさもある。現在、契約交渉に関してゲルハルト・ベルガーがロズベルグをサポートしている。

 万が一、ロズベルグが残留しない場合は、メルセデスの傘下にあり、今年マノーでF1デビューを果たしたパスカル・ウェーレインが後任になる可能性が高いと考えられている。

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、ロズベルグの後任候補としてフェルナンド・アロンソを挙げたが、最近ダイムラー会長のディーター・ツェッチェが「パスカルは我々の将来だ」と発言したと伝えられた。


■フェラーリ:ライコネン、今年も残留へ?

 今年もライコネンの去就に注目が集まっている。ここまでの6戦でいくつかのミスを犯していることから、来季は他のドライバーに取って代わられるのではないかという推測が今年もなされている。

 ライコネンの後任候補として名前が挙がっているのは、ロズベルグ、リカルド、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、ロマン・グロージャン。

 だがライコネンは今季ここまでの6戦中3回表彰台に上っており、今後も堅実な結果を積み重ねていけば、セバスチャン・ベッテルとの関係が良好なこともあり、再び契約延長にこぎつけることができるかもしれない。

■レッドブル:リカルドが引き抜かれる可能性は?

 リカルドもマックス・フェルスタッペンも、レッドブルと長期契約を結んでいると、チーム代表クリスチャン・ホーナーは主張している。

 フェラーリやメルセデスがフェルスタッペンに強い関心を示していたため、彼らの動きを封じるため、レッドブルはフェルスタッペンを早々にAチームに昇格させた。これにより当面はフェルスタッペンをライバルに引き抜かれる恐れはなくなった。

 しかしリカルドに関しては、スペイン、モナコとチームのミスで優勝を逃し、本人が強い不満を表していたため、離脱の可能性もゼロではなく、フェラーリから誘われた場合にはリカルドがなびくかもしれない。だが基本的には、彼が成功するためには改善しつつあるレッドブルに残るのが一番いいと考えられる。

 リカルドが離脱するようなことがあれば、トロロッソのカルロス・サインツJr.が昇格する可能性が高そうだ。今のところ、新たなチームメイト、ダニール・クビアトより優れたパフォーマンスを見せているからだ。


■マクラーレン:バトンvsバンドーンの争いに

 マクラーレンの首脳陣はまだ来季ラインアップについては誰とも一切協議を行っていないと言い、バトンも来年のことはまだ考えていないと述べている。

 一方で、グループCEOロン・デニスは、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンを手放すつもりはないと宣言していることから、今季末までの契約のバトンの代わりに彼を起用するのではないかと推測されている。

 バンドーンは今年、アロンソが怪我で欠場した際に代役としてF1デビューを果たし、予選ではバトンを上まわり、決勝ではチームにとって今季初ポイントを獲得した。

 アロンソは2017年末までの契約を結んでおり、チームはバトンとバンドーンのいずれかからアロンソのチームメイトを選ぶことになる見込みだ。

■ウイリアムズ:バトン加入のうわさも

 フェリペ・マッサは来季に向けて契約延長に関する話し合いを開始したことを明らかにしている。ウイリアムズは今年競争力が低下しているものの、今年35歳のマッサは、22人中、唯一ここまで6戦全戦で入賞を果たしており、チームメイトのボッタスより多くのポイントを稼いでいる。

 ルノーの候補のひとりであるとのうわさもあるが、ウイリアムズがトップ10に入れるパフォーマンスを示し続けるなら、マッサは残留を希望するに違いない。

 ボッタスは、ウイリアムズからより上位のチームへと移籍することを目指しているものの、今の段階ではその可能性は大きくはない。

 ウイリアムズは来年も同じラインアップで臨むことになるかもしれないが、バトンやクビアトが関心を示しているという報道も一部でなされている。

■残る6チーム、11シートの行方が未定

 上記以外の6チーム(ルノー、フォース・インディア、トロロッソ、ザウバー、ハース、マノー)の中で来季契約を有するドライバーはフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグだけ。

 つまり中団以下の11人の枠でも大きな変化が起こる可能性があり、新人ドライバーが何人かデビューすることになるかもしれない。

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月9日(木)18時5分

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