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交流の象徴で梅酒造り 太宰府と福島高の実使用 二本松の大七酒造

福島民報 6月10日(金)9時12分配信

 福島県二本松市の大七酒造は9日、学問の神様・菅原道真を祭る太宰府天満宮(福岡県)境内の若木に実った梅と、太宰府天満宮から復興を願って福島市の福島高に贈られた若木の梅で梅酒を仕込んだ。 
 梅の木は東日本大震災の影響で仮校舎で学校生活を送っていた後輩を励まそうと同窓生が太宰府天満宮に働き掛け、平成26年2月に植樹された。交流の象徴として梅酒造りが昨年から行われ、今年は「福高(ふっこう)の暁」と生徒が命名した福島高の同品種の梅も加えて仕込んだ。 
 同窓会の篠木雄司幹事が太宰府天満宮から贈られた1・3キロの梅と福島高の1・8キロの梅を大七酒造に持参した。同校卒業生で後援会長を務める太田英晴社長とともに仕込みに立ち会った。 
 奥田恵子品質管理部長が青々と実った梅を砂糖と一緒に「大七純米生●(きもと)原酒」に漬けていった。梅酒は冷暗所で熟成され、秋ごろに出来上がる。 
 昨年仕込んだ梅酒は今年2月に太宰府天満宮に奉納した。篠木幹事と太田社長は「梅の木は100年持つという。太宰府天満宮と福島高の交流の証しとして梅酒造りを続けていきたい」と意欲を見せている。 

※●は配の己が元 

福島民報社

最終更新:6月10日(金)10時50分

福島民報