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保育園児、ニンジン売って熊本義援金 那覇

沖縄タイムス 6月10日(金)10時43分配信

 たばる愛児保育園(那覇市田原、上原廣子園長)の年長クラスの園児11人が9日、沖縄タイムス社を訪ね、熊本地震の義援金として8900円を託した。収穫したにんじん約250本を販売し、その収入を義援金に充てようと、園児自らが考案。「食べ物が買えない時とかに使ってほしい」などと願いを込めた。
 収穫したにんじんをどうするかについては当初、ただ「売りたい」との声が上がったという。「では売って得た収入をどうしようか」と考えた時、津波古涼花ちゃん(5)が「困った人に届けよう」と提案した。
 「困った人ってどんな人?」。先生が問い掛けると「熊本」と返ってきた。「熊本へ行って届ける」「飛行機で行く」などさまざまな案が浮上したが、最終的に、義援金を受け付けている沖縄タイムス社に託すことになったという。
 児童らはにんじん3本入りの袋を100円で販売。同園の玄関前で保護者らを相手に売りさばき、最終的に8900円が集まった。
 この日、涼花ちゃんは「届けることができてうれしい」とにっこり。山口玲音君(5)は「お金がない人にあげてほしい」とはにかんだ。

最終更新:6月10日(金)10時43分

沖縄タイムス