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大漁50キロとったどー 小中生が追い込み漁、沖縄・久高島

沖縄タイムス 6月10日(金)11時0分配信

 沖縄県南城市の久高島伝統の追い込み漁体験が4日、島のピザ浜で行われ、小中学生22人が網でつくった大きな輪をしぼっていくと、大漁で50キロ以上の魚が取れた。魚はおつゆ、刺し身、魚みそにして、作業を手伝ったウミンチュらと一緒に食事。「おいしい」の声があちこちで上がった。
 地域について学び、生命の尊さを考えようと久高小中学校が企画した。浜から20メートルほどの場所に魚が逃げ込む袋網を仕掛け、袋網を含めて80メートルほどの網を円形に広げて、児童らが海の中を歩いて輪を小さくしていった。
 網をしぼっていくとシチューやチヌマン、オジサン、ユターなどの魚が飛び跳ね、泳いでいる様子を目で確認。毎年のように手伝いに来る観光客を含む約60人が、浜のテントで和気あいあい食事した。
 小6の並里高仙(たかのり)君は「船で網を引き上げる作業をして手が痛くなった。魚がいっぱいいて、やったーって思った」。中3の西銘すみれさんは「小学生に指示しながら、自分の仕事もして大変だった。本島では体験できない行事で、島の人や自然に感謝している」と話した。

最終更新:6月10日(金)11時0分

沖縄タイムス