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中国漁船取り締まり 韓国当局と国連軍司令部が初の合同作戦

聯合ニュース 6月10日(金)15時44分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の軍と海洋警察、国連軍司令部が10日、漢江の河口で違法操業する中国漁船を取り締まる合同作戦を開始した。

 韓国軍などと国連軍司令部が第三国の民間漁船を取り締まるために合同作戦を行うのは、1953年に朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから初めて。

 韓国政府は、海軍と海兵隊、海洋警察、国連軍司令部軍事休戦委員会などが同日から共同で中国漁船を取り締まり、退去させる作戦に入ったと明らかにした。

 漢江河口ではこの日、10隻余りの中国漁船が違法操業中とされる。政府は「韓国の多角的な外交努力にもかかわらず、漢江河口での中国漁船の違法操業が続いており、外交的措置の限界を悟った」とし、国連軍司令部と協議の上で、軍事的措置の一環として合同取り締まりを決めたと説明した。

 作戦要員は24人で、小銃などで武装しているという。警告放送で退去を促し、応じなければ強制的に退去させる。

 53年10月に批准された休戦協定の付属合意書は、南北軍事境界線に近い京畿道坡州市炭県面付近の漢江から仁川市江華郡西島面付近の漢江河口までの67キロ区間を中立水域と定め、船の出入りに規定を設けている。

 中国漁船は漢江河口の中立水域一帯で2014年までは年2~3回の違法操業を行っていたが、昨年は約120回、今年5月は約520回と、その回数が飛躍的に増えている。最近ではワタリガニやボラなどの漁期になると30隻ほどが一斉に押し寄せ、稚ガニや稚魚などの水産資源までを捕っていく。

 政府は中国漁船の取り締まりに伴い北朝鮮との間で偶発的な衝突が起きる可能性を考慮し、合同取り締まりについて8日に北朝鮮側に知らせた。中国側にも同様の通知をしたという。

 韓国政府はこれまで約10回にわたり、外交ルートを通じ中国漁船が違法操業しないよう中国側に求めていた。

 国連軍司令部軍事休戦委員会は4月、漢江河口の中立水域を調査し、同司令部に操業の通知を行わず、国旗も掲揚していない中国漁船を休戦協定に違反した「無断進入」船舶と結論付けた。

最終更新:6月10日(金)16時19分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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