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多数の個人顧客が被害に 美容皮膚科クリニック経営の(医)社団希玲会が破産

東京商工リサーチ 6/10(金) 18:13配信

kanac美容外科皮膚科クリニック(新宿区)を経営

 (医)社団希玲会(TSR企業コード:298507323、法人番号: 8011105004605、新宿区新宿3-1-1、資産総額0円(債務超過額9946万7584円)、設立平成22年9月1日、久保一美理事長)は5月30日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には長沢美智子弁護士(東京丸の内法律事務所、千代田区丸の内3-3-1、電話03-3213-1081)が選任された。
 負債総額は施術チケットを前払い購入した一般顧客を中心に債権者約800名に対して約1億9000万円にのぼる。
 平成22年5月に破産開始決定を受けた(医)社団博美会(TSR企業コード:292992645、レーシック大手「神奈川クリニック眼科」を運営)が運営していた美容皮膚科クリニックを引き継ぐかたちで設立。「kanac美容外科皮膚科クリニック」を経営し、スキンケア、レーザー脱毛などの施術を行い、平成24年3月期は売上高3億1011万円をあげていた。
 しかし、来院数の伸び悩みなどから業績は振るわず、設立以来の赤字決算から債務超過が続いていた。27年3月期は売上高約2億800万円にまで減少するなか、資金繰りも悪化。賃料や取引先への未払いが発生するなど経営も限界に達し4月25日、事業を停止し、破産申請の準備に入っていた。
 第1回債権者集会は9月13日午前11時より。

東京商工リサーチ

最終更新:6/10(金) 18:21

東京商工リサーチ