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山口組総本部を福井県警が捜索 正木組への発砲、関与解明へ

福井新聞ONLINE 6月10日(金)8時15分配信

 指定暴力団神戸山口組系の暴力団正木組(福井県敦賀市)の事務所などに今年2月、銃弾が撃ち込まれた事件で、福井県警は9日、銃刀法違反(発射)容疑の関係先として、指定暴力団山口組総本部(神戸市灘区)を家宅捜索した。県警が総本部を捜索するのは初めて。事件の背景に山口組分裂をめぐる対立抗争があるとみており、組織的関与について調べを進める。

 家宅捜索は、県警が2日、発砲の共犯として、同法違反(発射)の疑いで、山口組の直系組織である中西組幹部で、その傘下組織組長の福井市、無職野坂利文容疑者(49)らを逮捕したことをうけて実施。敦賀、福井南、福井各署と県警機動捜査隊、県警組織犯罪対策課の合同捜査本部と機動隊による約90人態勢で行われた。9日午後1時半ごろ、県警組織犯罪対策課長の市橋貴敏参事官を先頭に捜索に入った。

 同課によると、大きなトラブルはなく捜索は約30分間で終了した。

 この事件をめぐっては、今年2月23日、正木組事務所などに拳銃の銃弾5発を発砲したとして同違反(発射)の疑いで大阪市、指定暴力団山口組系中西組の傘下組員山本敏行被告(38)を現行犯逮捕=同法違反(加重所持と発射)の罪で起訴済み。今月2日には、共謀したとして、同違反(発射)の疑いで、野坂容疑者と、福井県鯖江市、自称無職香川友貴容疑者(38)を逮捕している。

福井新聞社

最終更新:6月10日(金)16時1分

福井新聞ONLINE