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LINE谷口マサトが語る「シェアされるネットコンテンツ」作りの極意

SENSORS 6月10日(金)21時0分配信

SNS全盛の時代において、「シェアされる」という視点がコンテンツにおいて重要になりつつある。では「シェアされる」ためにはどうすれば良いのか。今回は、Web業界のヒットメーカーとして知られるLINE株式会社の谷口マサト氏にお話を伺った。
【6/12(日)2:25~[土曜深夜]SENSORSの放送でも、制作の舞台裏を紹介!】

>オリジナル「シェアされる」動画企画で完成した動画はこちら
https://www.facebook.com/SENSORSJP/videos/1763547750598625/

谷口氏は企業とのタイアップ広告をこれまで100回以上企画しているが、いずれも「広告なのに面白い」とユーザーにSNSなどでシェアされている。そこで今回 「ネットでシェアされるもの」をテーマにお話を伺った。

ネットは「居酒屋の隣」にいる人・テレビは「スーパースター」

谷口:
まずインターネットとテレビの違いから話したいと思います。その大きな違いは「距離」です。
ネットの記事の主人公というのは、だいたいダメ人間なんです。一般的な我々身の回りにいる仲間であって、「居酒屋の隣の席」くらい近い存在だと感じています。ダメ人間だからあれこれ周りがアドバイスを言いやすいんですね。
対して、テレビではスーパースターを主人公にします。例えば野球のイチロー選手のプレイは、遠くから見ている分には素晴らしいものです。しかしもしすぐ横に座っていればどうでしょうか。非常に気を使うし、ツッコミづらいですよね。この距離感を意識するとコンテンツの見せ方も変わってきます。
「目の前にいるユーザーが何か言いたくなるか?」というのがネットのコンテンツの基本で、優秀なWebライターはさらに「何を言ってもらうか?」まで想定しています。
距離感を意識したコンテンツの例として漫才があります。テレビだとボケとツッコミがセットになっていますが、ネットの場合だとボケしか作りません。もしくはツッコミだけ。片方だけ作るんですね。それは目の前にいるユーザーに参加してもらう・ツッコんでもらうためです。この隙間は“ツッコまれビリティ“とも “伸びしろ“とも呼ばれ、ネットのコンテンツにおいて重要なポイントの一つです。

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最終更新:6月10日(金)22時12分

SENSORS