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LIXILグループ、役員数を53人に半減

鉄鋼新聞 6月10日(金)6時0分配信

 LIXILグループは9日、7月1日付で持ち株会社である同社と主力事業子会社であるLIXIL(本社・東京都千代田区、社長・瀬戸欣哉氏)で執行役員制度を廃止すると発表した。新体制は社長以下5階層の役職で経営を管理するもの。経営幹部の人数を半分以下に減らし、企業規模に適した効率的でシンプルな組織体制を構築。企業統治の強化や経営責任の明確化に加え、意思決定プロセスの合理化につなげることが狙い。

 新制度は社長兼CEO、副社長、専務役員、常務役員、理事の5階層で経営を管理するもの。これまでは両社合計で執行役員以上の経営幹部は114人だったが、新制度では理事以上を経営幹部と位置付けて人数は53人となる。5階層の経営幹部は1年間の任意契約で、実績を考量しながら契約を更新する。
 新制度は実績を重視する企業文化の醸成にも貢献。併せてよりフラットで新陳代謝が活発な組織が構築されるため、若手社員の活躍の場を広げる効果にも期待している。
 また同時に本社部門の経費削減施策に基づいてLIXILグループの常勤取締役と執行役の基本報酬減額や、瀬戸欣哉LIXIL社長の報酬を全額LIXILグループ株式で支払う旨を報酬委員会に提案したと発表した。

最終更新:6月10日(金)6時0分

鉄鋼新聞