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フェデラーの復帰戦はフリッツに辛勝 [シュツットガルト/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 6月10日(金)13時0分配信

 ドイツ・シュツットガルトで開催されている「メルセデス・カップ」(ATP250/6月6~12日/賞金総額60万6525ユーロ/グラスコート)の2回戦で、第1シードのロジャーフェデラー(スイス)がティーンエイジャーのテイラー・フリッツ(アメリカ)の激しい挑戦を振り払い、6-4 5-7 6-4で競り勝って準々決勝に駒を進めた。

フェデラーが全仏オープン出場を断念、連続出場は65でストップ

 試合は前日に始まったが、フェデラーがワンブレークして4-3とリードしたところで雨のために中断、翌日に持ち越されていた。

 再開後のフェデラーは自分のサービスゲームをラブゲームで取り、5-3とリードした。その後は互いに自分のサービスをキープする形で進み、第1セットはフェデラーが6-4で取った。

 第2セットのフェデラーは、5-6からの自分のサービスで0-40と、フリッツに3つのセットポイントを握られながら40-40まで追いつく。しかし、そこからフリッツがフォアハンドのウィナーを叩き込み、フェデラーのフォアハンドのミスもそれに続いて、フリッツがこのセットをものにした。

 第3セットは序盤でフェデラーがサービスキープに苦労するも、最終的に4-4で迎えたフリッツのサービスゲームで、それも40-15から巻き返して先にブレークに成功。5-4として自分のサービスゲームに向かったフェデラーは、最後はバックハンドのウィナーで試合を締めくくった。

「彼には素晴らしい未来が待っている」と試合後のフェデラー。まずはフリッツを称賛し、「厳しい戦いになることは試合前にわかっていたこと。試合終盤での僕はややラッキーでもあったかな」と続けた。

「昨日のプレーがよく、第1セットを先にブレークできておいてよかった。でも第2セットのプレーは悪く、第3セットも厳しいかと思ったが、ああいう厳しい状況で大事なポイントを取る力が自分にある、と確認できたのはよかったよ」と試合を分析した。

 また、背中の故障に関しては、「サービスは断続的にだが、まあよかったと思う。長い休みのあとなので、よりよいリズムを見つけなければならないが、背中はいまのところ大丈夫そうだ」と話した。

 フェデラーは準々決勝で、予選勝者のフロリアン・マイヤー(ドイツ)と対戦する。

 フェデラーはまだ調子に乗りきれていなかったかもしれないが、第2シードのマリン・チリッチ(クロアチア)の状況はさらに悪く、予選を勝ち上がったベテランのラデク・ステパネク(チェコ)に6-7(4) 5-7で敗れた。37歳のステパネクはアンディ・マレー(イギリス)に対して最初の2セットを連取した全仏オープンをはじめ、今年は断続的にだが非常にいい試合を見せている。

 一方、フェデラーが故障でプレーをやめる直前の、イタリアの3回戦でフェデラーを破っていた22歳のドミニク・ティーム(オーストリア)は今大会は第3シードをつけ、サム・グロス(オーストラリア)に7-6(3) 7-6(2)で競り勝った。ティームは全仏オープンでベスト4入りしたあと、今週発表の世界ランキングで自己最高の7位に浮上している。

 準々決勝でティームはミカエル・ユーズニー(ロシア)と、ステパネクはフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。

 第4シードのジル・シモン(フランス)はヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 4-6 6-2で下した。シモンの次の相手はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)だ。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: STUTTGART, GERMANY - JUNE 8: Roger Federer of Switzerland at the coin toss with Taylor Fritz of USA at the ATP World Tour 250 Mercedes Cup on June 8, 2016 in Stuttgart, Germany. (Photo by Peter Staples/ATP World Tour/Getty Images)

最終更新:6月10日(金)13時0分

THE TENNIS DAILY