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自動運転を支えるトヨタ系の実力部品メーカーが打つ次の一手

ニュースイッチ 6月10日(金)9時43分配信

ジェイテクトが大型車の電動パワステに参入

 ジェイテクトは年内をめどに大型車向け電動パワーステアリング(EPS)事業に参入する。従来より大出力化が可能なラックパラレル(RP)式EPSの量産ラインを日本、米国、中国の工場に設置する。投資額は計100億円弱になる見通しだ。世界的な燃費規制の強化などを受け、車の電動化範囲が大型車でも広がっていることに対応する。2018年度にRP式EPS全体で、世界シェア10%を目指す。

 年内をめどに花園工場(愛知県岡崎市)でRP式EPSの量産ラインを稼働する。17年初をめどに米テネシー州、18年をめどに中国・福建省廈門市の工場にも量産ラインを整備する。

 RP式はラックアシストタイプの一種でスポーツ多目的車(SUV)やピックアップトラックなど主に大型車に使われる。同社は1988年に世界で初めてEPSを量産化。主に小型車向けのコラム式や中型車向けのデュアルピニオン式などを手がけてきたが、大型車向けには一部車種にとどまっていた。RP式への参入でフルラインアップが整う。

 燃費規制強化で自動車のさまざまな部品で電動化が進む。パワステ分野でも、従来の油圧式からEPSに置き換えると燃費性能を2―3%向上できるとされ「(EPSへの)移行のスピードは想定以上」(安形哲夫社長)という。同社は現状約50%のEPS比率が18年度には65%になるとみる。

世界シェア首位の座を固める

 ジェイテクトは自動車用パワステ全体で世界シェア約25%の最大手。ただ大型車向けのRP式では他社が先行していた。参入により、シェア首位の座を固める。

《解説》
 自動運転車の時代になれば、あらゆる部品で電動化が進む。燃費競争だけでなく、電気信号に対する応答性だったり、信頼性だったりが部品レベルで求められる。部品メーカーの競争軸が少し変わってくるだろう。

最終更新:6月10日(金)9時43分

ニュースイッチ

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