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ホテルで女子高生を脅迫、暴行 元警官に懲役10年/さいたま地裁

埼玉新聞 6月10日(金)22時23分配信

 ホテルに女子高校生を連れ込み、刃物で脅して暴行したとして、わいせつ誘拐と強姦(ごうかん)致傷の罪に問われた、埼玉県三芳町藤久保、元警視庁千住署地域課巡査部長で無職、小野寺毅被告(35)の裁判員裁判の判決公判が10日、さいたま地裁で開かれた。佐々木直人裁判長は小野寺被告に懲役10年(求刑・同12年)を言い渡した。

 判決で佐々木裁判長は、うそを言ってホテルに連れ込んで暴行を加えた一連の犯行態様を「言葉巧みで悪質。被害者の精神的苦痛は相当重く結果は重大」と述べた。弁護側は小野寺被告の計画性の低さを主張していたが、判決は「メモの想定に沿って犯行を実行しており、具体的な計画性を備えている」と退けた。

 判決などによると、昨年5月30日午後6時15分ごろ、富士見市の市道で、高校生だった女性=当時(18)=に携帯電話の画像を示し、「私は盗撮を防止するための仕事をしている。協力しないとあなたの個人情報が流出する」などとうそをつき、市内のホテルに連れ込んでカッターナイフで脅迫。女性に暴行を加えて、全治1週間のけがを負わせた。

最終更新:6月10日(金)22時23分

埼玉新聞