ここから本文です

元弁護士を逮捕、遺産を横領の疑い 遺産分与で現金預かり/県警

埼玉新聞 6月10日(金)22時55分配信

 相続人に渡す遺産約770万円を横領したとして、県警捜査2課と朝霞署は10日、業務上横領の疑いで、東京都国立市東3丁目、元弁護士の法律事務所事務員、藤勝辰博容疑者(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は、第二東京弁護士会に所属する弁護士だった2012年6月28日から翌29日にかけて、埼玉県内に住む無職女性(69)とその子ども3人から遺産分与を委任されて預かっていた現金約2700万円のうち、約770万円を横領した疑い。「横領したことは間違いない」と容疑を認めているという。

 同課によると、横領した金は借金の返済などに使われたとみられ、余罪についても調べている。今年2月に子ども3人のうち長男(33)が代表して朝霞署に告訴していた。

 藤勝容疑者は13年9月、依頼者からの預かり金1億5千万円を着服したとして懲戒請求され、14年10月に第二東京弁護士会を除名処分。翌15年1月には日本弁護士連合会の弁護士名簿から登録を取り消されていた。

最終更新:6月10日(金)23時14分

埼玉新聞