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朝捕れ地魚味わって 氷見

北日本新聞 6月10日(金)23時13分配信

■地域おこし協力隊 左座さん 18日料理店開店

 氷見市地域おこし協力隊員の左座(さざ)進介さん(32)が18日、地元の定置網で水揚げされた魚を扱う「地魚料理 小杉岸」を同市小杉に開店する。漁師の朝食をモデルにしたメニューを提供し、富山湾の豊富な魚種や朝捕れの魚のおいしさ、魚食を広める考えだ。 (氷見総局・七瀬智幸)

 埼玉県出身で東京海洋大大学院に在籍する左座さんは、2015年度に1期生として委嘱された。水産業の振興を担当し、魚や海に関するイベントを企画。2月には1日限定で魚料理を出すイベントを開催し、アオミシマなど普段見慣れない魚も含めて20数種類を並べ、刺し身や焼き魚、煮物で振る舞った。「魚好きの居場所をつくりたい」と思い、店を開くきっかけになったという。

 店は、富山湾を望む国道160号沿いの廃業した民宿を改装。他の隊員らのサポートを受け、自ら壁を塗ったり床板を張ったりしてきた。

 月~土曜の朝食や昼食の時間帯に、ご飯、魚が入ったみそ汁、漬け物を500円で提供する予定だ。その日に水揚げされた魚を使い、刺し身や干物なども用意する。

 左座さんは勉強の一環で定置網漁に同行することが多く、漁を終えた漁師が捕れたての魚で作る朝食を作業小屋「番屋」で一緒に食べてきた。「魚を知り尽くした漁師の食事のおいしさを、多くの人に知ってもらいたい」と言う。

 店は個人で営業し、隊員としての活動も続ける。「面白い話が聞けたり、見たことのない魚が食べられたりと、人が集う場所にしたい」と抱負を語った。

北日本新聞社

最終更新:6月10日(金)23時13分

北日本新聞