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無呼吸を簡単検査 石川県工試、アプリ開発進める

北國新聞社 6/10(金) 2:52配信

 石川県工業試験場は、カメラとマイクを用いて、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いを検査する技術を開発した。この技術をスマートフォンのアプリとして使えるよう実用化を進める。SASの検査は従来、煩雑なセンサーを装着し、一晩の入院を要するが、これで比較的簡単な方法でSASの可能性を調べられる。

 カメラで就寝中の呼吸による胸の動きを撮影、マイクで、いびきの音を録音し、SAS特有の動きや音がないかを解析した。金沢医科大の協力も得て患者と非患者の計79人分のデータを調べたところ、9割近い精度でSASを検知できたという。金大の人工知能研究室がデータ分析を担当し、ソフトウエア開発のコスモサミット(金沢市)が解析ソフトを確立した。

 同試験場とコスモサミットは、この技術を利用し、就寝中のいびき音を録音して、SASの疑いを調べるスマートフォンのアプリ開発に取り組んでいる。SASは国内には300万人の潜在患者がいるが、適切な治療を受けている人は30万人にすぎないとされる。

北國新聞社

最終更新:6/10(金) 2:52

北國新聞社