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初夏の美、涼しげに 総合花展金沢展の後期が開幕

北國新聞社 6月10日(金)16時24分配信

 金沢21世紀美術館で開催中の第21回総合花展金沢展(石川県いけ花文化協会、北國新聞社主催)は10日、後期が開幕した。自然の枝ぶりを生かしたり、葉や茎の流れを出して遊んだりと、流派を超えた172点が会場を涼しげに彩り、愛好者らでにぎわった。

 全期間展示される特別大作9点に加え、大作、中作、普通作の計163点が新たに並んだ。

 開場と共に、待ちわびた来場者がヒマワリやアンスリウム、ギガンジウムやフトイなど、白の壁面に映える力作を、さまざまな角度から鑑賞し、制作者の意図に思いを巡らせた。

 七夕を前に、プラスチックの大きな月を背景にして、イタヤカエデで星を、ガマの葉で流れ星を表現した作品の前では、来場者が、照明で照らされた影の形にも注目して楽しんだ。

 ガラスの器に、オレンジのバラやユリ、ビワ、キウイのつるなどを生けた作品は、爽やかな初夏の風情を漂わせた。

 展示は12日まで。入場料は500円(中学生以下無料)となっている。

北國新聞社

最終更新:6月10日(金)16時24分

北國新聞社