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日建設計がカンプ・ノウ改築案を大公開…世界最高のスタジアムに吹き込まれる"侍魂"

SOCCER KING 6月10日(金)16時10分配信

 FCバルセロナ公認後援団体「Penya FC Barcelona Japan」による、リーグ優勝、国内カップ戦優勝祝賀会が、3日都内で行われた。イベント内ではカンプ・ノウのデザイン、改築設計を行うこととなった株式会社日建設計のプロジェクトメンバーが登場。カンプ・ノウの歴史を振り返るとともに、新スタジアムの詳細なビジョンが明らかになった。

 夢に満ち溢れたビッグプロジェクトが動き出そうとしている。熾烈なコンペを勝ち抜き、世界最高のスタジアムのリニューアルは侍たちに託された。

 カンプ・ノウは1957年に建設後、2度の増築を経て現在は9万9,300席を誇る世界屈指のスタジアムだ。しかし、席幅やコンコースが狭い、屋根が一部しか客席を覆ってないなど、様々な問題が存在した。そこで、日建設計と現地設計事務所パスカル-アウジオ・アルキテクテスのチームは、全席を屋根で覆い、総席数を105,000席に拡張。これまで見えにくかった1階席からの視界を改善するなど、観客が見やすいスタジアムへと改築することに加えて、バルセロナの街との連続性を意識した、開放的なファーストデザインを提案した。

 プレゼンを行った日建設計の勝矢武之さんは、「席は役6,000席しか増えていませんが、スタジアム全体はこれだけ大きくなります。これはどういうことかというと、古い席を全部取り外して広い幅の席に付け替ることで、よりピッチが見やすく、快適なスタジアムにしているんです」と、観客目線の改築案を強調した。その後も、世界を相手に勝ち抜いたコンペ案のアニメーションを放映。プレゼン中はどよめきと歓声、拍手が鳴り止むことはなかった。

 改築工事は、試合開催を妨げることなく進められ、2020-21シーズンに完了する予定。「世界最高のスタジアムに侍魂が吹き込まれる…」そう考えるだけで期待は膨らむばかりだ。

SOCCER KING

最終更新:6月10日(金)16時10分

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